カニャークマリの漁村の風情が気に入り、翌朝、再訪しました。
今日(17日)も朝から快晴、インド晴れです。
機嫌よく街中を歩いていると、紫色の塗料があちこちに眼につきました。
紫色に染まった子供もいました。
はて、なんやろ??
訳のわからぬまま浜辺に来て漁船の傍で座っていたら、子供たちがドッとこちらに走ってきました。
「ハロー!」
挨拶した途端、彼らはぼくにペットボトルの液体を振りかけてきたんです。
な、な、なんや!!??
あわてて飛び退いたのですが、シャツとショルダーバッグの一部に紫色の液体がつきました。
ハンカチを海水に浸して、付着した部分をこすったのに、ほとんどとれない~(‘;’)
向こうのほうでは、村の大人たちが「被害」に遭っていました。
しかし、みな笑顔です~(^_^)
きょうは、春の到来を喜ぶプーリー祭り。
水掛け祭りなんです。
北インドでは、もっと激しいとか。
子供たちはみな、紫色に染まっており、海に飛び込んで遊んでいます。
海水が紫色になっている……(*_*)
これも旅の思い出。
しゃーないです~(^_-)-☆
このあと最南端の「祠」に座り、日がな1日、海を眺めながらのんびりしていました。
時々、座禅を組んで瞑想したりして~。
こんなゆったりした時間を過ごしたのは何年ぶりのことだろう。
これぞ贅沢なひと時です。
ほんまに癒やされました。
この地にやってきて、よかったなぁ。
しみじみそう思いました。
すっかりリラックスし、夕方、西の方へ歩いていきました。
行き着いた先がサンセット・ポイント。
大勢の人がアラビア海を眺めていました。
ぼくもその中にまじり、一緒に日の入りを見つめていました。
鮮やかなオレンジ色に染まった西の空。
見事な夕焼けです。
言葉で言い尽くせぬほどに素晴らしかった。
知らぬ間に手を合わせていました。
他の人たちもそうしています。
太陽の恵みに対する感謝の念……。
ありがとう、ありがとう。
だれに言うともなく、ぼくはひとりごちていました。
インド亜大陸最南端でこんな経験ができるとは、もう言うことありませんわ~(^_-)-☆