武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

南インド紀行(2015.2.14~27)

南インド紀行(1)~プロローグ いざ、出発!

投稿日:2015年3月1日 更新日:

インド亜大陸の最南端カニャークマリ(コモリン岬)で、「イェーツ~!」と叫ぶ。

 

還暦を迎えたとき、3回目のフルマラソン完走とともに、ぜひとも実現させたいと思ったことです。

 

最初は、紀伊半島の最南端、潮岬で絶叫しようかなと思ったのですが、あまりにも簡単に成し遂げられるので、思い切ってインドに変えました。

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実は「ケルト」に出会うずっと前の高校時代からインドという国とヒンドゥ教を中心とした精神世界にすごく興味を持っていました。

 

これは間違いなくビートルズのメンバーで一番好きだったジョージ・ハリスンの影響です~!

 

日本人には、ポピュラーな北インドのガンガ(ガンジス川)流域よりも、穏やかな風土の中、壮大なヒンドゥ寺院が建つ南インドへ行きたくて仕方がなかった。

 

でも、これまでなぜかスリランカ止まりでした。

 

今回が初のインドです。

 

なんで「叫ぶ」のか!?

 

特に理由はありません。

 

だれもやらないことをしたいと思っただけです。

 

天邪鬼ですから~(^_-)-☆

 

2週間にわたる還暦記念のバックパッカー南インド1人旅。

 

そのレポートを、旅の間、Facebookで投稿してきましたが、それをベースにしてブログでも旅の様子や感じたことをアップしたいと思います。

 

かなり加筆、修正しています。

 

とにかく写真をふんだんに使いました。

 

とくとご覧ください~(^_-)-☆

 

☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

 

背負っているリュックは、ちょかBandの相方(疋田さん)から借りたものです。

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リュック

2週間の旅にしては小さいかもしれませんが、肌着やその他もろもろを現地調達し、不要になったものは捨てていく主義なので、これで十分です。

 

2月14日の午前11時、関西国際空港からシンガポール航空で経由地のシンガポール・チャンギー国際空港へ。

 

機中、隣席のインドネシア人青年と日本語でいろんな話をしました。

 

現地で日本語を教えているというので、かなり堪能でした。

 

京都大学から社会学のセミナーに招へいされ、それを終えてジャカルタへの帰りと言っていました。

 

彼は敬虔なイスラム教徒でした。

 

「あの凶暴な組織『イスラム国』にはほんとうに迷惑しています」

 

やるせなさが顔に出ていました。

 

ある時間がくると、「今から話しかけないでください。お祈りしますので」

 

そう言って、シートの上で胡坐をかき、心を静めて祈っていました。

 

実に穏やかな青年でした。

 

チャンギー空港には午後5時すぎ(現地時間)に到着。

 

彼と別れ、午後8時すぎにぼくは南インドのトリヴァンドラム(ケララ州の州都)行きのシルクエアー機に搭乗しました。

 

シンガポール航空の子会社です。

 

サービスはGood~(^_-)-☆

 

約4時間のフライトで、午後10時前(現地時間)にトリヴァンドラム国際空港にランディング。

 

国際空港とは名ばかりで、地方空港みたいなたたずまいでした。

 

ムッと暑さに身体を包まれ、スパイシーとでも言いましょうか、独特な匂いが漂っていました。

 

これがインドの空気なんや!

 

手持ちの米ドルをルピーに両替してから空港を出ると、案の定、タクシーの勧誘がありました。

 

でも、それは悪質な客引きではなく、プリペイド・タクシーの案内係でした。

 

てっきり大勢のタクシー運転手に囲まれるものと覚悟していただけに拍子抜けでした~(*_*)

 

白いタクシーで、予約していたホテルへ直行、と思いきや、運転手がそのホテルの所在地をはっきり把握しておらず、あちこちで人に聞き、ようやくたどり着きました。

 

やれやれ。

 

宿を予約したのはこの日だけ。

 

あとは行き当たりばったりです。

 

ホテルにチェックインし、部屋に入ると、蚊がブンブン飛んでいました。

 

風呂場の窓から入ってきたみたい。

 

インドの蚊は動きが鈍感なので、あっという間に10匹ほど殺生してしまった~(^^;)

 

ごめんなさい~(*_*)

 

シャワーは水しか出ません。

 

夜でも28度くらいなので、これで十分。

 

汗を流してすっきりし、明日からの旅にそなえ、うきうきしながらベッドにもぐり込みました。

 

-南インド紀行(2015.2.14~27)

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。