武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

ケルト 大学 日記

福岡で「ケルト」講演、そして教え子たちとの再会~濃厚な2日間

投稿日:2012年9月11日 更新日:

9日(日)、新幹線で博多駅へ到着後、駅構内の長浜ラーメンで腹ごしらえし、講演会場の福岡市立婦人会館へ向かいました。

 

日本ケルト協会主催のセミナー。

 

会長の山本さんとツーショット!

 

題目は『中央ヨーロッパの「ケルト」を探る』。

 

ざっと50人ほどの方が詰めかけ、会場はほぼ満席でした。

 

ありがたいことです。

 

パワーポイントで画像を映しながらお話しする予定だったのに、パソコンとプロジェクターが接触せず、ずっとトークだけで対応しました。

 

ウイスキーを介しての「ケルト」との出会いを中心に、ベラベラと大阪弁で喋りまくりました。

 

想定外に笑いが巻き起こり、なかなかええ雰囲気に。

 

セミナーというより、寄席??

 

ともあれ、「つかみ」は大成功!

 

こうなればシメタもの。

 

画像が映るようになってから、いい流れで本題の話に移りました。

 

オーストリア、ドイツ、スイス、フランス(ブルゴーニュ)。

 

途中、ティータイムをはさみ、約3時間にわたって現地で取材してきた「ケルト」について解説しました。

 

参加者の中にフランス人の青年がいました。

 

広島大学大学院で考古学を研究しているグザヴィエ・ミシェルさん(28)。

 

専門はヨーロッパと日本の鉄器時代というから、もろに「ケルト」です。

 

講演終了後、彼に感想を求めると、「とてもいい話でした。ジャーナリスティックな視点が新鮮」と流暢な日本語で返してくれました。

 

ホッとしました(^o^)v

 

       ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

 

講演もさることながら、そこに大学(関大社会学部マスコミ専攻)の教え子が2人来ていたんです。

 

2004年に卒業したゼミ1期生の宮本(旧姓、池永)浩子さんと羽立芳美さん。

 

浩子さんは福岡在住ですが、芳美さんは山口県宇部市からわざわざ駆けつけてくれ、感謝感激!!

 

「難しい話とばかり思っていたら、授業とおなじ面白い内容で、あっと言う間に時間が経ちました」

 

2人からそう言われ、うれしかったです。

 

浩子さんとは卒業以来……。

 

ええものですね。こんな形で再会できるなんて。

 

 スタバで3人でいろんなことを語り合い、笑いまくりました。

 

元気そうにやっていたので、よかった、よかった(^o^)v

 

教え子の笑顔を見るのはええもんです。

 

次は大阪(ぼくに自宅)で会おう~!

 

彼女たちとしっかり握手して、別れました。

 

      ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

 

次に向かったのが小倉です。

 

こんどは2008年卒業のJP1期生に会うため。

 

待ち合わせの時間が迫っていたので、ちょっと贅沢して新幹線で博多から小倉まで行きました。

 

宿泊したホテルのロビーで華山哲幸君が待っていました。

 

はなちゃん。

 

ぼくはそう呼んでいます。

 

彼は西日本新聞社の記者。

 

大学卒業後、記者になりたいという確固たる目標を抱きながら、挫折を繰り返し、一時は印刷会社の営業マンもやっていたのですが、2年前、縁があって西日本新聞社に入社できました。

 

ほんとうにもう執念ですね!

 

はなちゃんは2年間のサツ回り(警察担当)を終え、今は司法と遊軍。

 

たくましくなったなぁ。

 

そんな第一印象を抱いた。

 

旦過市場にある庶民的な韓国料理屋で、酒を酌み交わしながらの語らい。

 

大昔、ぼくの新米記者時代の話を彼は真剣に聞いてくれました。

 

他者よりも先がけてニュースを追い、常に抜いた抜かれたの緊張感を持って取材に励んでいた日々。

 

それがやはり記者の原点だと思う。

 

昔話を語っているうち、あのころの自分が鮮明に甦ってきて、それがはなちゃんと重なっていきました。

 

あと5、6年もすれば、彼はいい記者になるぞ!

 

そう強く思いました。

 

次回、飲む日が楽しみ、楽しみ。

 

      ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

 

翌朝(10日)は、小倉を舞台にした日本映画の名作『無法松の一生』ゆかりの地を訪ね歩きました。

 

いずれ、読売新聞で連載している「映画の地を訪ねて」で取り上げようと思って。

 

無法松の石碑があったのには驚き!

 

小倉城も映画の中に出てきたのを思い出し、レトロな雰囲気が漂う旦過市場を散策してから、小雨の中、城に向かいました。

 

 こんな市場、懐かしい……。

小倉城は平城です。

 

天守閣に登ってから、城内にある松本清張記念館に入りました。

 

小倉で生まれ、朝日新聞西部本社でデザイナーを務めたあと、ベストセラー小説家になった清張をしのぶ博物館です。

 

没後20年ということで、特別企画『松本清張と映画』が開催中でした。

 

わーっ!

 

これは見たい!

 

はやる気持ちを抑え、展示に見入りました。

 

すごく充実した博物館です。

 

『張込み』『ゼロの焦点』『砂の器』『鬼畜』『疑惑』『天城越え』……。

 

清張の小説を原作にした映画は36作、テレビドラマは500作以上もあります。

 

ぼくはなんと言っても『砂の器』が一番、思い出深いです。

 

小倉にきて、たまたま入ったこの博物館で、清張映画に浸れるなんて、ほんとうにラッキーでした!

 

今回の九州出張はついている!

 

      ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

 

満足感を抱き、お昼の新幹線で大阪に戻り、帰宅後シャワーを浴びて、ギターを弾いていると、学生たちが大挙してやって来ました。

 

春学期にぼくが担当したJP8期生の面々。

 

大学2年生の9人です!

 

卒業生とは違って、なにせ現役なのでキャピキャピです。

 

まずは屋上で記念撮影!

 

 

彼らが部屋に入った途端、室温が5度くらいあがりました(^o^)v

 

いろんな話に花が咲き、ぼくのギター&ボーカルに合わせ、みんな訳のわからん踊りをしたりして大いに浮かれました。

 

『酔いにまかせて』のイェーツ、イェーツ、イェーツ!!!

 

最高でした。

 

この2日間、まさに怒涛の日々でしたが、多くの教え子たちと素敵な時間を過ごせ、ちっとも疲れなかった。

 

ほんまにありがたいことだとつくづく実感。

 

これをバネにして、さぁ、元気よくやっていこう!

 

イェーツ!!!

 

-ケルト, 大学, 日記

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。