武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

日記 音楽

フランク・シナトラにどっぷり浸って~♪♪

投稿日:2012年8月19日 更新日:

 

『Come Fly Away(カム・フライ・アウェイ)』

 

ニューヨークからトップクラスのダンサーが大挙来日~との触れ込みのダンス・ミュージカルを、きょう(19日)、兵庫県立芸術文化センター(西宮市)で観てきました。

 

フランク・シナトラの生涯を綴ったドラマ仕立てのミュージカルと思いきや、全然、ちがっていた。

 

カウント・ベーシーのバンドを真似た(?)フル・バンドがシナトラのボーカルに合わせて生で演奏し、そこにバリエーションに富んだダンス・バレイが加わる。

 

その踊りがかなり巧い!!

 

言わば、音楽と舞踊の融合。

 

それもシナトラの曲ばかり。

 

芝居を観に来た人はガッカリしたかもしれないけれど、シナトラのサウンドに浸りたいと思った人は大満足だったでしょう。

 

ぼくは後者なので、十分、楽しみました(^o^)v

 

『New York New York』『Fly me to the moon』『You make me feel so young』『Wichcraft』『Come fly with me』……。

 

間断なくシナトラ・サウンドのオンパレードでした。

 

いやーぁ、すごかった~♪♪

『My Way』が2度、流れたのは余計やったけど、コンピューター処理され、驚くほど通るシナトラのボーカルは、擬似的とはいえ、やはり堪能させられました。

 

ラストは『My Way』ではなく、『All the way』あたりでシブく締めくくってほしかったなぁ。

ぼくがシナトラを聴いたのは大学生のときです。

 

当時、ジャズ(もちろんブルースも)にはまっていました。

 

でも、ジャズは黒人(アフリカ系)でないとアカンとストイックになっていまして……。

 

しかもボーカルはいまひとつ興味がなかったです。

 

あくまでも楽器で勝負!!

 

ところがジャズ好きの友達から、エラ・フィッツジェラルドのアルバムを貸してもらったのを機に、ジャズ・ボーカルもいいなと思うようになって。

 

そこから白人のボーカリストも聴くようになり、いつしかジャズ=黒人音楽という図式が壊れ、「ええモンやったら、ええねん」と寛大になっていきました。

 

そのなかにフランク・シナトラがいました。

 

マフィアとの深い関係が常にうわさされているイタリア系の胡散臭いおっさん。

 

マリリン・モンローやローレン・バコールら大女優らと浮名を流していたプレーボーイでしたしね。

 

当時、そんな嫌なイメージが強かったけれど、あの深みのある甘い声が次第にぼくを虜にしていきました。

 

ショウ・ビジネス界はまぁ、そんなモンやろ~とこちらも大人になっていたんですね。

 

シナトラは1940年代や50年代が一番ノッていましたが、ぼくは晩年のアルバムが大好き。

 

アレサ・フランクリン、バーバラ・ストライサンド、フレオ・イグレシアス、トニー・ベネットら実力派の大物と共演した『デュエット フランク・シナトラ&フレンズ』(93年、Capitol)。

 文化部記者時代にこのCDを聴き、シビレました~!!

 

吹っ飛びました!

 

シナトラを再評価しました!

 

声に温かみが出てきて、まさに円熟味ですな~、ほんま、ええ塩梅。

 

とくにU2のボノとデュエットした『I’ve got you under my skin』は最高の出来です~♪♪

 

つづく『デュエットⅡ』(94年)も名盤でした!

 

スティービー・ワンダー、ウィリー・ネルソン、ニール・ダイヤモンド……。

 

いま、その『デュエットⅡ』のごきげんなナンバー『Mack the knife』(ジミー・ブフェとの共演)を流しながら、ブログを書いています。

 

そんなわけで、久しぶりにシナトラの世界にどっぷり浸れ、素敵な1日となりました。

 

 

-日記, 音楽

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

成田一徹さんを偲ぶ会

成田一徹さんを偲ぶ会

昨年10月、63歳で急逝された切り絵作家、成田一徹さんを偲ぶ会が、今日、神戸市内で開かれました。   お酒とバー、そして生まれ育った神戸をこよなく愛されたお人だけに、交流が広く、何と250人 …

今日は仕事で元教え子(関大JP4期生)が来宅~(^_-)-☆

今日は仕事で元教え子(関大JP4期生)が来宅~(^_-)-☆

昨日に続き、今日も大学の元教え子がわが家に来てくれました。 6年前に卒業した関大JP4期生の池邊文香さん。 遊びではなく、仕事です。 会社のホームページに熟年者向けの読み物を載せるため、ぼくの生き方を …

明日(25日)からR・ストーンズ・東京ツアー(一人旅)~♪♪

明日(25日)からR・ストーンズ・東京ツアー(一人旅)~♪♪

ローリング・ストーンズが8年ぶりに来日しました。   そして26日から3回、東京ドームでコンサートが開かれます~♪(^^♪   何で大阪に来えへんねん~といった感じですが、愚痴って …

隆祥館書店⇒生家⇒玉三郎の舞踊⇒ちょかBandリハーサル

隆祥館書店⇒生家⇒玉三郎の舞踊⇒ちょかBandリハーサル

寒波襲来で冷蔵庫状態になった27日(金)は超多忙でした。 午前中、来月公演の舞台『フェイドアウト』の企画・主催者、井場さん兄妹(イサオビルのオーナー)を伴って、谷町六丁目の隆祥館書店へ。 ぼくの生まれ …

素敵な土曜日になりました! 朝日カルチャーのケルト講座&山崎先生を囲む会

素敵な土曜日になりました! 朝日カルチャーのケルト講座&山崎先生を囲む会

昨日、朝日カルチャーセンター中之島教室での特別講座『「ケルト」を旅する 中・東欧からギリシア、トルコへの歴史紀行』は、おかげさまで大盛況のうちに終了しました~👍 受講者は62人。 当日 …

プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。