大阪は扇町にあるライブハウス、ムジカジャポニカで、遠藤ミチロウさん(左)とAZUMIさんのライブを昨夜、聴きました。
初めてです。
ミチロウさんは超過激なパンクバンド、、ザ・スターリンの結成者でした。
解散後、ひとりでライブ活動を続けてはります。
単調ながらもギターの激しいストローク奏法に、メッセージ重視の歌をかぶせ、時折、キューッとかウォーッとか奇声を上げてはりました。
放射能で汚染された福島・二本松市出身なので、反原発の歌には説得力がありましたね。
パワフルなボーカルで歌詞を聞かせる音楽なのでしょうが、もう少しギターに工夫を凝らし、サウンドにメリハリをつけてほしかった。
どれもよく似た曲に聴こえたから。
ファンの人、ごめんなさいね。
60歳。
年齢にしては、あのステージはかなりしんどいと思います。
ノドにポリープができているのでは~と思わせるほどめいっぱいの歌唱力でした。
一方、AZUMIさんは、女性っぽい名前ですが、50歳くらいの大阪のおっちゃんでした。
ギターのテクニックは十分。
それが歌に勝り、歌詞が聞き取れないところもありました。
この人もエネルギッシュでした。
モロゾフのチョコレートの空き缶で作ったという一弦ギターが秀逸。
「おかん」と名づけたその手製ギターをボトルネック奏法で自在に弾きこなす様は痛快でした。
アンコールで2人がそろって披露したブルースが最高!!
まったく違う音楽をやっているのに、空気もサウンドもピタリと合っていました。
さすがプロですな~。
ライブを一緒に聴きに行ったのは、わが『ちょかBand』の相方でした。
彼はこの手の音楽が好きそうで、満足しきっていました。
ぼくは、そこまでのめり込めなかったけれど、こんな音楽もあるんやと大いに刺激を受けました。
とにかく自分の色を出す!!!
それがミュージシャンたる条件だ思いました。
ちょかBandは、一応、ブルースを基調にしていますが、はてどんなサウンドを追求していくことになるのやら。
おそらく模索を続けることになるでしょう。
それがまた楽しい~♪
ともあれ、11.20に向けて、レッツゴーー!!!
いろんな音楽、いろんなミュージシャン~『遠藤ミチロウとAZUMI』のライブ
投稿日:2011年9月15日 更新日:
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