夏恒例の旅。
以前、ブログで書きましたが、今年はポーランドです。
『地下水道』『灰とダイヤモンド』『約束の土地』『カチンの森』……。
ポーランド映画界の巨匠アンジェイ・ワイダ監督の作品が気になり、その足跡をたどりたいと思いまして。
といっても、ワイダに関しては専門家でも何でもありません。
作品もすべては見ていません。
でも、今、この監督を生んだポーランドの地を踏みしめたいという想いがにわかに高まってきたのです。
それと、かつてヨーロッパで一番、ユダヤ人の多かった国ゆえ、ナチス・ドイツによるホロコーストの悲劇が「負の遺産」として残っています。
『シンドラーのリスト』や『戦場のピアニスト』など映画でもその過酷な過去が描かれています。
前者は、古都クラクフとその周辺が舞台でした。
近くには、あのアウシュビッツ収容所があります。
そうした第2次大戦の痛ましい跡も訪ねてみたいと思っています。
かなり覚悟が要りますが。
北部、バルト海に面したグダンスクの近郊には大戦勃発の地があります。
そこにもぜひ足を運びたい。
総じて戦争がらみの旅になりそうです。
だからこれまでの「ケルト」の旅とはかなり様相が異なっており、正直、華やいだ気分にはなれません。
2週間だけの旅です。
どれだけ吸収できるか全く予想がつきませんが、できる限り、好奇心をめいっぱいぶつけて“取材”してこうようと思っています。
パソコンを持っていきませんので、その間、ブログはお休みです。
では、しばしのお別れ~!!
明日からポーランドへ行きます
投稿日:2011年7月24日 更新日:
執筆者:admin