『制服の処女』(1931年)、『にんじん』(32年)、『ミモザ館』(36年)、『民族の祭典』(38年)……。
映画史にさん然と輝く戦前の映画たち。
そして、『天井桟敷の人々』(45年)、『逢びき』(45年)、『ハムレット』(48年)、『オルフェ』(49年)、『禁じられた遊び』(52年)、『フレンチ・カンカン』(55年)、『野ばら』(57年)、『大人は判ってくれない』(59年)……。
戦後の忘れ得ぬ映画たち。
それらの名作を、画家・グラフィック・デザイナーの野口久光さん(1909~94年)がノスタルジックな筆致で描いた映画ポスターの数々が、兵庫県西宮市の大谷記念美術館で展示されています。
味のある世界に、暑さを忘れ、堪能しました。
今月末まで。
追憶の映画ポスター展~野口久光シネマグラフィックス
投稿日:2011年7月17日 更新日:
執筆者:admin