武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

お酒を飲みながら読むのにオススメする本(6)

投稿日:2011年1月31日 更新日:

【あの頃の気持ちを懐かしむ本】
『真実のビートルズ・サウンド』 川瀬泰雄
*学研新書 2008年
本(6)
ビートルズに関する本が出ると、もうダメだ。
すぐに手が出てしまう。
ぼくはビートルズ世代の少しあとだが、高校時代に魅せられ、今なお呪縛されている。
本書は音楽プロデューサーの著者が彼らの名曲を詳細に解説したもの。
ハーモニーの妙や録音ミスにまで言及しており、かくも超オタク的に分析するとはご立派。
ぼくは『アビーロード』をBGMで流し、一気に読破した。
気がつくと、手にはブランデーのグラスが。
あゝ、青春時代にタイムスリップしてしまう。
ビートルズにこだわっている人には必読書だが、そうでない人にはちとしんどいかも。
それと写真右側の『ビートルズ都市論 リヴァプール、ハンブルグ、ロンドン、東京』(幻冬舎新書、2010年、福屋利信)もオススメ。
ビートルズが関わった4つの都市を、彼らの音楽や志向性、思想、生活環境などと絡め、音楽社会学の立場から読み解いている。
学術的な内容だが、かなり面白くて、スイスイ読めた。
今やビートルズは研究の対象になるのだと改めて実感~!!

-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

能のエッセンスを視覚で伝える写真集『花の景 若梅桜雪の名舞台へ 写真でいざなう能』

能のエッセンスを視覚で伝える写真集『花の景 若梅桜雪の名舞台へ 写真でいざなう能』

大阪を拠点に精力的に活動されているカメラマン、生原(いくはら)良幸さん。 お弟子さんの守屋由美さん(高校の後輩)を通じて、何度か生原さんの作品を目にし、言葉を交わさせてもらったことがあります。 すごく …

日経新聞に大きく載りました~!

日経新聞に大きく載りました~!

今朝の日経新聞朝刊「読書」面に大きく掲載されていました~‼️ 拙著『フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一』(幻戯書房)の書影がないのは残念ですが、小説家「東龍 …

新刊『ウイスキー アンド シネマ』、ドカーンと紹介されました!!

新刊『ウイスキー アンド シネマ』、ドカーンと紹介されました!!

ウイスキーの専門誌『Whisky World』の2月号に、新刊『ウイスキー アンド シネマ』(淡交社)の紹介記事が大きく載っています!!     この雑誌に連載していたのを出版化し …

新著『大阪「映画」事始め』の現物が届きました~(^O^)/

新著『大阪「映画」事始め』の現物が届きました~(^O^)/

今日、出版社(彩流社)から、大阪「映画」事始め』の本を受け取りました!   出来立てのホヤホヤ。   熱いです~(笑)    

お酒を飲みながら読むのにオススメする本(2)

お酒を飲みながら読むのにオススメする本(2)

【10年後に読み返したい本】 『坂の上の雲』 司馬遼太郎 *文春文庫(1)~(8)1999年 「まことに小さな国が、開化期をむかえようとしている」 魅惑的なフレーズで始まる著者の代表的な …

プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。