きょうから3が日、「えべっさん」です。
今宮戎神社はかなりの人ごみでした。
遠くの賽銭箱にコインを投げ入れましたが、果たして到達したのかどうか。
参拝のあと、近くの通天閣に登ってビリケンさんにお参りしようと思ったのですが、タワーの入り口に長い行列ができていたので、やむなく断念。
通天閣本通りを恵美須町交差点の方に足を向けていると、哀愁漂うメロディーが寒風に乗って聞こえてきました。
街頭オルゴールです。
ひと昔前のシャンソンの名曲を、入道みたいな丸坊主の外国人男性がオルゴールの旋律に合わせて独唱していました~♪♪
完ぺきなフランス語(日本語もうまかったけれど)。
おそらくフランス人なのでしょう。
なかなかの歌唱力で、聴かせます。
オルゴールの紙(楽譜)を手で回す仕草も堂に入ったもの。
ぼくは新世界にいることを忘れ、何だかパリの下町に浸っているような錯覚に陥りました。
こういう大道芸人はヨーロッパに行くと、しょっちゅう目にするのですが、日本ではとんと見かけませんね。
外国人による街頭オルゴールを日本で見たのは初めてです。
ほんま、ええモンを見れた(聴けた)~!!
素直にそう感じ、えべっさんにお参りしてよかったと思った次第です。
新世界でパリの哀愁を~街頭オルゴール
投稿日:2011年1月9日 更新日:
執筆者:admin