きょう12月8日は、日本と日本人にとって忘れられない日です。
太平洋戦争に突入した開戦記念日。
65年前のことです。
NHKスペシャルドラマで放映されている『坂の上の雲』で描かれた、愚直なほど気骨なる日本(日本人)が、日露戦争で大国ロシアを打ち破ったことで、驕り高ぶり、何やらわけのわからない大和魂という神秘的な精神論を掲げて近隣諸国を侵略し、その結果、引き起こされた許されざる悲劇。
その幕開けとなった日です。
そう言えば、市川海老蔵の事件も驕り高ぶりが原因だったようです。
きのうの記者会見は何だか演技しているような気がしましたが……。
それと12月8日は、ぼくにとって非常に大きな日になっています。
ビートルズのジョン・レノンがニューヨークで暗殺された命日です。
ジョンは30年前、40歳でこの世を去りました。
ぼくが26歳、読売新聞京都支局でサツ回り(警察担当)をしていたときです。
その日、確か刑事さんの家に夜回りに行こうかと思っていたとき、「ジョン、銃弾に倒れる!」のニュースが飛び込み、あまりのショックで支局の床にへたり込んだのを覚えています。
早々に支局から引き上げ、ひとり木屋町の居酒屋でグラスを傾け、ジョンを偲んでいました。
ビートルズで一番好きだったのはジョージ・ハリソンでしたが、理想論に燃え、自分を貫いたジョンの生き方に敬意を表していました。
とにかくビートルズの4人は理屈抜きにぼくの血肉になっています。
今、ジョンの『Love』が自室に流れています。
ロックンローラーのジョンはもちろんカッコよかったけれど、バラードをしっとり歌うジョンも素敵でした。
お気に入りのジョン・サウンドは、『ノルウェイの森』、『イン・マイ・ライフ』、『ストロベリー・フィールズ・フォエバー』、『ヤー・ブルース』、『ジェラス・ガイ』、『ウーマン』……。
そや、先月29日はジョージの9回忌だった!!
ジョン・レノン没後30年……
投稿日:2010年12月8日 更新日:
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