春の恒例行事として定着してきた『大阪アジアン映画祭』が6日から開幕します(14日まで)。
韓国、台湾、香港などから最新作12本が上映されます。そのうち、11本が日本初公開。
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香港のジョニー・トー監督のハードボイルド『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』は個人的に気になる作品~。オープニング作品ですね。
クロージング作品の『東京タクシー ディレクターズ・カット版』は韓国のキム・テシク監督のロードムービー。これはタイトルからして興味津々。
大阪人としては、映画祭のなかの『おおさかシネマフェスティバル』(6、7日、大阪歴史博物館で)が必見かも。
昨年亡くなられた大阪の名優、森繁久弥さんを追悼するプログラムが組まれてあります。
作家、藤本義一さんが森繁さんについて語るトークが楽しみです。
ベストワンは、日本映画が『ディア・ドクター』、外国映画が『グラン・トリノ』。
主演男優賞は笑福亭鶴瓶(ディア・ドクター)、主演女優賞は松坂慶子(大阪ハムレット)。
ぼくも審査員として各賞を選びました。
日本映画は同じ作品でしたが、外国映画は『フロスト×ニクソン』をベストワンに選出しました。
主演賞は、男女共にまったく同じで、鶴瓶と松坂慶子でした。
時間があれば、映画祭の作品をすべて観たいと思っているのですが……。まぁ、観ておきたい作品だけは押さえておきます。
大阪アジアン映画祭2010~おおさかシネマフェスティバル
投稿日:2010年3月2日 更新日:
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