久々にバルト紀行のレポートです。そして今回で終了です。
リトアニアの首都ヴィリニュスを皮切りにラトヴィアを経て、エストニアの首都タリンにいたる旅の間、常に心を和ませられたのが若い女性の笑顔でした。
ロシア帝国、ナチス・ドイツ、ソ連などの大国に蹂躙されてきた悲痛な歴史を抱えるバルト3国にはどこか暗鬱な空気が感じられます。
けれどもそういう「負の遺産」をバネにして、自国をなんとかグレードアップさせていこうという意気込みが伝わってきました。
その象徴が女性たちの笑顔でした。
街角で彼女たちと視線が合うと、みな素敵な笑みを返してくれました。
とりわけエストニアの女性は美人が多く、愛くるしかった~♪
ぼくはヨーロッパのほとんどの国を巡ってきましたが、バルト3国の女性の笑顔が一番だと思っています。
そんなわけで最終回のレポートは、タリンで活写した女性たちで締めくくりました。
沈滞する経済、高い失業率、ロシアとの緊張関係……。バルト3国の現状は決して明るくはないのだけれど、国民にスマイルがある限り、それぞれ小国としての知恵を生かし、着実に発展していくでしょう。そう強く願っています。
非常に淡彩な風土なのに、妙に刺激を与えてくれたバルト3国、いい旅を体験させてくれてありがとう~!!
バルト3国レポート(20)最終回~
投稿日:2010年4月10日 更新日:
執筆者:admin