武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

ケルトならぬバルトの国々へ~

投稿日:2009年6月3日 更新日:

早いものでもう水無月、6月です。梅雨の季節が近づいてきました。あっと言う間に夏に突入しますよ。
夏と言えば、ぼくは毎年、ヨーロッパを旅しています。1998年~2007年の10年間は、「ケルト」を求めて各地を放浪してきました。今年は7月下旬、ケルトならぬバルト3国へ旅立ちます。
場所、わかりますか~? 3つの国の名前を言えますか~? それぞれの国の首都を覚えてはる人はそうとう地理が得意ですね。
北からエストニア、ラトヴィア、リトアニアです。ちなみに首都はタリン、リ-ガ、ヴィリニュス。かなり緯度が高いです。アラスカの南側とおなじくらい。
バルト3国
日露戦争のとき、対馬沖で日本海軍が戦ったロシアのバルチック艦隊は、現在のラトヴィアの港リエパーヤから出航していたんですね。だからバルチックという名がついているんです。当時はロシア帝国の領土でした。
ロシアのあとはナチス・ドイツ、そしてソ連に支配され、1991年、3国はソ連から独立を果たしました。小国ゆえ、大国に蹂躙されてきた歴史がなんとも哀しいです。そんな国々の歩みと現在の姿を知りたく思って~。
バルト3国とひと括りにしていますが、歴史、文化、言語、宗教、風土が異なっており、それぞれ国として個性を放っています。大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山、滋賀を関西とひとつにまとまられ、おなじ色に染まっているように思われがちですが、各地でちがっていますよね。バルト3国もそんな感じです。
独立後、3国は観光に力を注いでおり、訪れた日本人は結構、多いみたい。「ケルト」の影響は受けていないようですが、ひょっとして残滓があったりして……。そんなところにも興味があり、毎日、バルトの国々の情報をこつこつ収集しています。
帰国後、このブログでも旅のハイライトを紹介しようと思っています。乞うご期待を~! まだだいぶ先の話ですね。なにぶんイラチなので……(笑)

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。