武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

音楽

ギターにハマってます?♪♪

投稿日:2009年1月17日 更新日:

ギターにハマってます?♪♪ザ・ローリング・ストーンズのライブ・ドキュメンタリー映画『シャイン・ア・ライト』(マーティン・スコセッシ監督)を昨年10月20日、試写で観て、めちゃめちゃ元気をもらいました。
「60すぎのおっちゃん(おじいちゃん?)があんなにパワフルやのに、オレはなにやってんねん!? 負けてられへん!」
そう思うや、無性にギターを弾きたくなり、中古のアコギ(YAMAHA、1969年製造)を買い求め、以降、毎日、ジャンジャンかき鳴らしています。高校、大学時代に遊びでギターに親しんでいたので、コードは脳細胞がしっかり覚えていたようで、思いのほか指が動きます。コードにどうメロディー・ラインをつけていくか、そこのところが面白いです。
ストーンズではなく、ビートルズを中心に練習を重ねていますが、ひょっとしたら、青春時代よりも巧くなってるんとちゃうやろか?なんて思ったりして。『ヒア・カムズ・ザ・サン』(ジョージ・ハリスン作)をほぼ完璧に弾けたときなんぞ、「なかなかやるやん」と自分を讃え、その晩、祝杯をあげました。アホかいな!
でも、ある程度のところで大きなカベがありますね。いまそこにぶち当たって、苦悶しています。手が小さいので、押さえられないコードがあったりして……。
それにもめげず、目下、スタンダードの『オール・オブ・ミー』にチャレンジしています。ジャズを弾けたら、カッコいいもの。何歳になっても、カッコいいもの(こと)に憧れます。知り合いの女性ジャズ・ピアニストから「近々、共演しましょう」なんて言われたりしてまして(プレッシャーになる!)。
仕事の合間にギターのはずが、ギターの合間に仕事になっている。それほど夢中になっています。まぁ、なんでも夢中になるモノがあるというのは、精神的に張りが出て、なかなかええモンです(と弁解しておきます)。ただ飽き性なので、ある日、突然、やめるかもしれませんが……。
ともあれ、ストーンズのみなさん、ちゃんと元気をもらってますよ。おおきに?!!と日々、感謝しています。

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。