落語を聴きに行ったのは、1年ぶりかもしれません。
きょうは動物園前の動楽亭で開かれた笑福亭たまの1週間連続落語会。
上方落語界に新風を注ぎ込んでいる若手(?)噺家です。
10年前、空堀商店街で初めてたまさんの落語を聴きました。
その時は、京大出身というキャリアを前面に出し、正直、嫌味な感じがしましてね。
それが今や独自な芸風をにじみ出させていて、「すごい進歩やな」と感心しきり。
確かによぉ、笑わせはりますわ。
37歳。
これからです。
もっともっとハチャメチャになってください!!
落語会の帰り、新世界のジャンジャン横丁で、これまた久しぶりに串カツを食べ、涙が出そうなくらいに感動。
ソースをべっとりつけて串カツをほお張っていると、ふと学生時代の日々を思い浮かべました。
あのころ、落語をよく聴きに行っていたなぁ~と。
落研の部員でもなんでもないのに、年間、150回は通っていたと思います。
もちろん映画が主軸でしたが、落語のほかに歌舞伎、文楽といった古典芸能、そしてジャズ、ブルース、ロックなどの音楽+ライブ、演劇、文学、美術……とありとあらゆる文化・芸能・芸術に首を突っ込んでいました。
1日24時間、忙しすぎて時間が足らなかった(社会人の忙しさとは別の次元ですが)。
せっせとアルバイトに励み、稼いだお金を全て自己投資に注いでいました。
まさか今、そういう世界で生きるようになるとは夢にも思わず。
若いときに出会ったものは、必ず何らかの財産になる。
つくどくそう実感しています。
そんなことを考えながら、串カツ屋を出ると、通天閣のイルミネーションが眩く輝いていました。
ええ夜でした(^o^)v
久々の落語
投稿日:2012年4月23日 更新日:
執筆者:admin