14日の深夜(正確には15日未明)、めちゃめちゃスリリングな、というか怖い、怖い体験をしました。
天六(天神橋筋六丁目)界隈でちょかBandのリハーサルを終え、相方(疋田さん)+ゲストの方(Ritzさん)と飲み食いしたあと、帰宅すべくタクシーに乗車。
松屋町筋を南下し、中央大通りの高架を右折した直後、うとうとしていたぼくは運転手の声で頭が覚醒しました。
農人橋の交差点です。
「しもた! 間違うた!!!」
「どうしはったんですか?」
「手前の高架(東向きの対向車線)を曲がってしもうた」
「え~っ!」
完全に逆走~❗
100メートルほど高架を上ってきており、いまさらバックで引き返せない。
向こうから自動車が何台も迫ってくる!!
これは逃れられへん。
わ~っ!! えらいこっちゃ~❗ どうしよう!!
激突されるという〈恐怖〉で体が縮み上がってしまった~( ;∀;)
運転手はタクシーを停め、すばやくヘッドライトを点滅させ、対向車に「異変」を知らせました。
ラッキーなことにどの車も急停車してくれました。
猛スピードで迫ってきた軽トラックは急ブレーキをかけ、1メートル手前でストップ。
ギリギリ、セーフ。
やれやれ。ほんま、冷や汗をかいた~( ゚Д゚)
一瞬、「死」を意識しました。
その後、タクシーはUターンして事なきを得ました。
運転手は見たところ70代後半?
しきりに謝り、タクシー代を無料にしてくれましたが……。
いやはや、神経が昂り、帰宅しても朝方まで眠れなかったです~( ;∀;)
あの交差点、夜間は暗くて登り口を間違えそうになります。
でも、初心者ドライバーじゃあるまいし、プロのタクシー運転手なのだから、絶対に間違うたらあきまへん!
乗客を恐怖のどん底に陥れた責任は大きいと思います。
運転手は非常に気の良さそうな方でしたので、タクシー会社に一報を入れるかどうか逡巡していました。
しかし一つ間違えば、大事故につながりかねないケースです。
そこで翌日、思い切って連絡しました。
当然、会社側は平謝り。
高齢者ドライバーのトラブルが社会問題になっています。
タクシー会社でも高齢者は昼間だけの勤務に限定するなど何らかの対応を取る方がいいでしょうね。
「えらいこっちゃ!」はぼくの〈代名詞〉ですが、今回ばかりは、身の危険に直面しただけに、ホンマに「えらいこっちゃ!」でした。
それにしても、運がええなぁ~と改めて実感した次第です(笑)。
ご無事で何よりです。
知っている場所だけに、記事を読み肝が縮みあがりました。
多分これまでにも「ヒヤリ・ハット」が・・・、と思うだけでも怖いですね~。
先生のご連絡が、運ちゃんや会社、将来の乗客さんの命を救ったのではないでしょうか。
またまた返信が遅くなりました! 今でもタクシーに乗るのが怖いという「トラウマ」があります。危機一髪でしたから。悪運が強いので、何とか生きています(笑)