新型コロナウイルス禍によって「新しい生活(社会、日常)」が叫ばれていますが、ぼくはその言葉(考え方、認識)にめちゃめちゃ違和感を抱いてますねん。
昨夜、NHK・BS『アナザーストーリー選「マンデラと“ゆるし”~アパルトヘイトとの闘い~」』(再放送)を見て、その思いをいっそう強くしました。
白人優位社会からあらゆる人種の共存社会へ……。
そのことを新生南アフリカの指導者マンデラが「新しい社会、生活を!」と訴えていました。
ガンジーも英国からのインド独立時に同じことを言うてはりました。
軍事政権を倒した、世界でいちばん貧しいウルグアイの元大統領ムヒカさんも……。
それは相当な覚悟を持って、国の新しい秩序を構築するときにこそ使うべき言葉だと思います。
何が言いたいのかというと、コロナ以降の日常は「新しい生活」でも何でもなく、「不自然で不健全きわまる生活」だということ。
換言すれば、居心地の悪いややこしい生活であり、あくまでも、「非常(異常)事態における〈一時的〉な生活」とぼくは受け止めています。
人の営みの根幹ともいえる「3密」を避けなければならないという今の状況は明らかに不健全です!!
こんな状態がずっと続いたら、社会が歪になり、人間性も阻害されてしまいますよ。
だから、安易に「新しい生活」と規定してほしくないんです。
皆、右へならへ~、こんなん大嫌い~(>_<) 近い将来、マスクなしで、当たり前のように人と人が膝を交えて語り合えていた元の普通の生活にきっと戻るはずです。 あのスペイン風邪の時でもちゃんと戻ってました。 とにかく、今は我慢して、一日も早く元の日常に戻さなあきません~!!