まだ余韻が残っています。
昨夜、京セラドーム大阪で行われたポール・マッカートニーのコンサート。
11年ぶりのポール。
はて、どう変貌したのか、大いなる好奇心を抱き、ドームへ駆けつけました。
ほんまはビートルズ、とりわけポールが好きな高校時代の友人F君と行く予定だったのに、仕事の都合でそれがあたわず、1人寂しく~(笑)。
開演の30分前に到着すると、とにかくえらい人で、なかなか入れません。
グッズ売り場でパンフレットを買うつもりだったのですが、そこも長い行列。
だんだん時間が迫る……。
焦る……。
パンフレットはコンサート終了後ということで、10分前に何とか席にたどり着けました。
ステージに向かって右手のスタンド、野球で言えば、1塁側のスタンドです。
大阪で2日目とはいえ、元々、この日しかないといわれていたので、チケットは完売しており、熱気ムンムンでした。
午後7時10分すぎ、ポールがステージに登場~!!
いきなり、ビートルズソングの『エイト・デイズ・ア・ウィーク』~♪♪
反射的に立ち上がり、気がつくと、大声で一緒に歌っていました。
ポールは71歳とはとても思えないほどエネルギッシュでした。
ベース、エレキギター、アコギ、ピアノ、オルガンと次々と楽器を変え、聞きやすいポップサウンドを披露してくれました。
その多くがビートルズソング~♪
曲作りがほんまにうまいと実感。
ちょかBandのオリジナル曲は、ひょっとしてポールの影響かもしれないとふと思いました。
思い出深いナンバーがいろいろ。
高校の時、好きな女の子に振られて、傷心の想いで聴いていた『ロング・アンド・ワインディング・ロード』。
この曲をポールが歌い出した途端、涙ボロボロに~。
これ、弱いです。
そして亡きジョージ・ハリソンの名曲『サムシング』でまたまた涙腺が緩み…(;o;)
ウクレレから始まり、大音響へと変化するサウンド空間がたまらなかった。
ジョン・レノンの曲も演(や)ってくれました。
名盤『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ』に収められている『ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト』。
独特なメロディーで、いかにもジョンらしい曲です。
それをポールが時々、はにかみながら歌っていました。
『レット・イット・ビー』『ヘイ・ジュード』『オブラディ・オブラダ』『イエスタデイ』『オール・マイ・ラビング』『バック・イン・ザ・USSR』……。
ポールが作った曲ビートルズソングが次々と。
畳み掛けるように出てくる。
思うに、ビートルズの音楽的な貢献度はポールが60%、ジョンが30%、残りがジョージ&リンゴ~といった具合か。
解散後のウイングスの曲や最新の『NEW』まで、休む暇なく歌い続ける。
ほんまに元気。
脱帽!!
ほとんどの曲の歌詞をぼくは知ってるから、一緒に大熱唱し、終わったときには喉がガラガラ~(笑)
隣の見ず知らずのおっちゃんと最後は肩を組んで歌ってしまった(笑)
ポールと生共演できたことを考えると、入場料1万6000円は安かった~!!
公演終了後、パンフレットをゲットし、ドームを去ろうとしたら、イオンの壁の巨大ポスターがクリスマスツリーの向こうに見えました。
何かジーンときた。
ともあれ、あんなカッコいい71歳になろうと心に決めました。
イェーツ~\(^o^)/