東日本大震災から2か月以上が経ちました。
発生時から密着取材を続けているNHK盛岡放送局のN記者が昨日、母校・関西大学社会学部のホールで震災報道についていろいろ語ってくれました。
ぼくが担当するJP7期生の面々も一緒になって聴きました。
N記者は昨年卒業した2年生記者。
ぼくの教え子ではありませんが、顔は何となく見た覚えがあります。
新米記者の勉強の場であるサツ回り(警察担当)の最中に震災に遭い、以来、厳しい状況に置かれた被災者、壊滅的な打撃を受けた漁業関係者、行政など幅広い分野で取材活動を行ってきています。
ぼくが2年生記者のときと比べ、何としっかりしていることか!
修羅場をかいくぐってきた者の強さがにじみ出ていました。
大震災は言葉で言い尽くせぬほど悲惨な出来事ですが、全てがニュースになると言っていいほど、とてつもなく巨大な“事件”を若いときに担当できたのは、記者として大きな財産になると思います。
被災者のために!
彼が強調していたように、地道に末永く震災取材を続けてほしい。
これからが正念場だと思うから。
NHK記者の震災取材の報告を聞いて~関西大学で
投稿日:2011年5月14日 更新日:
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