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ボクシング映画といえば、『レイジング・ブル』『ロッキー』『ミリオンダラー・ベイビー』に代表されるように、リングでの戦いがメーンですが、この映画は、何とリング外の戦いをこってりと描いています~!!
1985年にプロデビューした実在のボクサー、ミッキー・ウォード(マーク・ウォールバーグ)の物語。
アイルランド系のアメリカ人で、異父兄で元ボクサーのディッキー(クリスチャン・ベール)と、マネジャーを務める母親のアリス(メリッサ・レオ)との愛憎を繰り広げます。
ミッキーを金づるにしている、依存体質丸出しの7人の姉妹もまたすごい。
天才肌の兄、努力型の弟。
いくら頑張っても報われないミッキーをサポートするのが、恋人のシャーリーン(エイミー・アダムス)。
この女優さん、ぼく、大好きです(^o^)v
どうしようもない家族からミッキーを引き離そうとシャーリーンは奮闘しますが、家族との絆もあり、ミッキーは板ばさみになる……。
ジャンキーのディッキーに扮したベールは、13キロ減量し、髪の毛を抜き、歯並びも変え、それこそ変身させて大熱演。
アカデミー賞助演男優賞をモノにしたも納得。
品のないお母ちゃんを演じたメリッサ・レオが助演女優賞、これもうなずけます。
兄弟・家族の話と思って観れば、十分、楽しめますよ~♪
☆公開中
ボクシング映画らしからぬボクシング映画~『ザ・ファイター』
投稿日:2011年3月30日 更新日:
執筆者:admin