武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

『スペインのガリシアを知るための50章』

投稿日:2011年3月7日 更新日:

ガリシア
『スペインのガリシアを知るための50章』という本が出版元の明石書店から届きました。
ガリシアはスペイン北西部に位置する地方。
古代ケルトをルーツにしている、スペイン国内でも異色の地です。
そのガリシアを、文化、生活、言語、歴史、政治、経済などあらゆる角度から50章に分けて解説したのが本書です。
ぼくは、歴史の第5章「ケルト時代のガリシア--ガラエキ族の定住地」とコラム「ガリシアのケルト遺跡をめぐって」を執筆しました。
過日、ご紹介した『スペイン文化事典』(丸善出版)に次いで、またもスペイン系の本です。
かくもスペインと縁が深くなるとは思ってもみませんでした。
編者の先生から、「ケルトなら武部さん」とぼくに白羽の矢を立ててくださったのが、何よりもうれしいです。
書店にはもう並んでいると思います。
ご興味のある方、どうぞ本書を手にとってください。
300ページ。
定価=本体2000円+税。

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。