『スペインのガリシアを知るための50章』という本が出版元の明石書店から届きました。
ガリシアはスペイン北西部に位置する地方。
古代ケルトをルーツにしている、スペイン国内でも異色の地です。
そのガリシアを、文化、生活、言語、歴史、政治、経済などあらゆる角度から50章に分けて解説したのが本書です。
ぼくは、歴史の第5章「ケルト時代のガリシア--ガラエキ族の定住地」とコラム「ガリシアのケルト遺跡をめぐって」を執筆しました。
過日、ご紹介した『スペイン文化事典』(丸善出版)に次いで、またもスペイン系の本です。
かくもスペインと縁が深くなるとは思ってもみませんでした。
編者の先生から、「ケルトなら武部さん」とぼくに白羽の矢を立ててくださったのが、何よりもうれしいです。
書店にはもう並んでいると思います。
ご興味のある方、どうぞ本書を手にとってください。
300ページ。
定価=本体2000円+税。
『スペインのガリシアを知るための50章』
投稿日:2011年3月7日 更新日:
執筆者:admin