武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

音楽

しびれた~、ブルーズ命!! 近藤房之助♪♪

投稿日:2010年9月23日 更新日:

秋分の日の今日、長かった炎暑がようやく終焉を迎え、すっかり秋の気配になりました。
午前中、締め切り前の映画の原稿を書き上げ、午後から結婚したばかりの教え子夫婦(ゼミ3期生)が来宅し、楽しいひと時を過ごしました。
そして阪神タイガースが、鬼門のナゴヤドームで中日に勝ちそうな試合運びだったので、安心して心斎橋のライブハウスに駆けつけました(会場に着いたとき、勝利を確認!)。
近藤房
近藤房之助(ギター&ボーカル)です。
かつて『おどるポンポコリン』を大ヒットさせたB.Bクイーンズのメンバーとして活躍していましたが、本来は、コテコテのブルーズマンです(ブルースではなく、あえてブルーズと記します)。
5年ほど前、大阪・日本橋のライブハウスで聴いて以来です。
そのときはゲストでドブロギターを弾いてはりましたが、今夜は自分が主役のエレキギター。
もうひとりのギター、ベース、ドラムス、テナーサックス、キーボードを率いて、途中、15分の休憩をはさみ、2時間半、ぶっちぎりでブルーズ一色でした。
1曲目の『ストーミー・マンデー』から、ギターもボーカルも唸りまくり、泣きまくり、叫びまくり。
いやぁ~、最高でした!!
ギターのソロでとことん引っ張っていくんです。
ボーカルも声がかすれて、シャウトしまくり。
ブルーズが好きで好きでたまらへん、死ぬほど好きなんや、ブルーズと心中してもええわい、そんな気概が近藤房之助から感じられました。
それがぼくのハートにもろに伝わり、もうメロメロでした。
時速155キロのブルージーな剛速球が胸にズシンと当たったような~。
降参、参りましたわ。
今のところ、今年一番のライブです。
近藤房之助は59歳。
ぼくより3つ上。
どうしようもなくカッコよかった。
あんなふうになろうと心に決めました!!!
ギター、もっと練習しよっと。
いや、それよりもまずは明日、ブルーズばかり集めた彼の新アルバム『1968』を買い求めます(^_-)-☆

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。