『忍ぶ川』の作家、三浦哲郎さんが亡くなりはったんや~。
感慨深く朝刊の死亡記事に眼を通していたら、その紙面の下にベタ記事でプロレスラー山本小鉄さんの死去が報じられていました。
享年68……。
熱血漢でした。
生真面目で、情に厚かったとも聞いています。
かつて星野勘太郎と「ヤマハブラザーズ」というタッグチームを結成し、170センチしかない小柄な身体をめいっぱい巨漢レスラーにぶつけていました。
そのひたむきな奮闘ぶりをテレビで観て、ぼくは「リトル・タケ」というリングネームをつけ、放課後、教室の後ろや体育館でプロレスゴッコに没頭していました。
中学生のころです。
あのころプロレスが生活の90%ほど占めていました。
得意技はドロップキック!
結構、高さがあったと思います。
相手に足先が当たるか、当たらないかその微妙なところがミソです。
回転エビ固めは一度、失敗して首を痛め、それ以来、怖くてチャレンジできなくなりました。
今でも時々、首が痛くなるのはそのときの後遺症なのかな??
あとネックハンギングをされるのが上手かったです。
う~っ、う~っと悶絶する演技がみんなに受けてましたよ。
これでますます首を痛めました(アホかいな~)
確か中学2年の2学期は首が全く動かない状態に陥りました。
ともあれ山本小鉄さん、いろいろ痛かったけれど、肉体系の輝かしい青春時代をぼくに体験させてくれはって、ありがとうございます!
ご冥福をお祈り申し上げます。
追悼、山本小鉄……
投稿日:2010年8月30日 更新日:
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