武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

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名作『めし』のロケ地がなくなっていました!

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わっ、なくなってた!

名匠・成瀬巳喜男監督の名作『めし』(1951)でロケ撮影された、阪堺電車「天神ノ森」駅近くの棟割長屋(大阪市西成区)です。

本日、とある講演の下調べで、久しぶりに『めし』を鑑賞しました。

原作は、林芙美子の大阪を舞台にした同名小説(遺作)で、この長屋で暮らす東京人の夫婦の物語です。

夫婦に扮したのが往年の大スター、上原謙と原節子。

好天につられ、午後からそのロケ地を見に行くと、何と更地になっていたんです。

ガーン!!

10年ほど前に訪れた時には、改装されていたけれど、ちゃんと家屋が建っていたのに……。

この調子だと、クラシカルな映画のロケ地がどんどん様変わりしていくやろなぁ。

何だか複雑な気持ちを抱きながら、映画に少し映った天神ノ森天満宮をお参りしてから、紀州街道を北上し、天下茶屋、愛隣地区などを経て自宅まで歩いて帰ってきました。

ええ運動になり、少しは気持ちが和らぎました。

-その他, 大阪, 映画

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。