武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

エッセー 大阪 日記

亡き祖父母宅⇒かつて住んでいた家⇒玉手山公園を巡る想い出の散策~(^_-)-☆

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昨日、朝からずっと根を詰めてパソコンに向かっていたので、昼下がり、リフレッシュのため、思い出の地を巡ってきました。

幼い頃、母親によく連れて行ってもらった亡き祖父母の家(母親の実家)⇒高校、大学時代に住んでいた家⇒かつての玉手山遊園地というルート。

まずはすごく久しぶりに近鉄布施駅で降り、目に飛び込んできたのが、菓子屋の「ももや」。

今でもちゃんとあるんや!

驚きました。

母親が実家へ行くとき、いつも三笠饅頭を買ってましたわ。

日本最初の回転ずしといわれる「元禄寿司」の前を通り、左へ折れると、本町商店街。

全体的に雰囲気はあまり変わっていなかったけれど、レコード店、プラモデル店など以前、あった店舗がかなりなくなっていました。

3つあった映画館が軒並み、他の店に変貌しており、時代の流れを感じさせられた次第。

元女優+元参議院議員の中山千夏が小さい頃に九州から転居してきた家を曲がり、しばらく歩くと、おじいちゃん+おばあちゃんの家でした。

確か、当時は駄菓子屋だったかな。

最寄りの布施駅は東大阪市ですが、家は大阪市生野区です。

前庭のあるレトロな日本家屋でしたが、今や現代風の二階建て住宅がデンと構えていました。

このあと布施駅から近鉄電車に揺られ、柏原市の河内国分駅へ。

1970年の高校1年の秋に東大阪市の枚岡から当地へ引っ越し、1978年に大学を卒業して社会人になるまで暮らしていました。

あのころの国分駅は踏切があり、木造の駅舎で、いかにも昭和然としていたなぁ。

家は南側の丘の中腹。

ラブホテルの横にある坂道を登っていくと、その先に見えていました。

当たり前ですが、もう半世紀以上経つので、家は全く面影なし。

しかし、隣家はあのころと同じだったので、吃驚しました。

裏手の道を歩いて行くと、玉手山遊園地がありました。

明治41(1908)年にオープンした西日本最初の民営遊園地ですが、平成9年(1998)年に閉園となり、近鉄の所有・管理から柏原市の市民公園に。

日曜日なのに、人っ子1人おらず、使い古した遊具が置き去りにされており、何だか廃墟のようで、ちょっと不気味……。

開花真っ盛りのあじさいが心をホンワカとさせてくれました。

「昆虫館・貝・化石館」と「おもちゃ館・歴史館」の2つのレトロなパビリオンを覗くと、ちゃんとガラスケースに展示されてありました。

何とも古風な……、ある意味、感動しました!

しばし野外劇場に佇むと、幼い頃に両親に連れられて来た記憶が蘇ってきました。

こちらに引っ越してからは、一度、高校の友人たちと遊びに来た覚えが……。

ホンマに素朴な遊園地でした。

この地は「大坂夏の陣」(1615年)の古戦場です。

玉手山の戦い。

ここで徳川方の軍勢を迎え撃ち、討ち死にした豊臣方の武将、後藤又兵衛の石碑になぜか胸を突かれました。

帰りは石川に架かる玉手橋を渡り、近鉄南大阪線の道明寺駅へ。

この橋、今話題の芸道映画『国宝』で何度か映っていましたね。

というわけで、思いっきりリフレッシュできました〜!!

-エッセー, 大阪, 日記

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。