武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

お酒

シェリー酒でほろ酔いに?♪

投稿日:2009年1月24日 更新日:

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スペインと言えば、フラメンコと闘牛をまず思い浮かべる人が多いと思います。どちらも南部アンダルシアで育まれた文化です。めちゃ情熱的ですね?♪
じつはスペインは、「ケルト」の息吹が漂う北西部ガリシア、民族意識の強い北東部バスク、国際観光都市バルセロナを抱えるカタルーニャなど非常に多様性に富んでいます。でも、それらを払拭させるほどアンダルシアの存在感が大きいと言えます。
シェリー酒は、そんなアンダルシアで生まれたお酒です。ワインを特殊な方法で“加工”したもので、ぼくに言わせれば、得も言われぬ「土臭さ」が魅力的! 一度ハマッたら、病みつきになります。ぼくはずっと病みつきになってます。
随分以前のことですが、シェリー酒の故郷ヘレス・デラ・フロンテーラを訪れ、町に点在する醸造所をあちこち見学しました。醸造所のことをボデガ(BODEGA)といいます。そのなかで大手のゴンザレス・ビアス社のボデガに足を運んだとき、ちょっと胸がときめきました。そこは「ティオ・ペペ」(TIO PEPE)のブランドで知られています。
貯蔵庫に著名人のサイン入りの樽がいろいろありましてね。『ビギン・ザ・ビギン』や『ナイト・アンド・デイ(夜も昼も)』などジャズのスタンダード曲を数多く手がけたアメリカの作曲家コール・ポーター(1953年)や、3代目のジェームズ・ボンド役が印象深いイギリス人俳優ロジャー・ムーア(1966年)……などなど。彼らが見学したとき、会社からサインをせがまれたのでしょうね。
スペインの田舎町で、ぼくの大好きなジャズ、映画の世界と接することができ、それを機にますますシェリー酒に病みつきになりました。旅の良いところは、こういう想定外の出会いがあることです。
どうしてアンダルシアのボデガのことを思い出したのかと言いますと、昨夜、京都に足を伸ばし、素敵なシェリー酒専門のバー(バールと言う方がいいかな?)で楽しいひと時を過ごせたからです。「しぇりークラブ」というお店です。エスカルゴのパエリアがシェリー酒によく合いました!
店長の益子勝也さんとほんとうに久しぶりにお眼にかかれ、すごく歓待されたことも嬉しかったです。えらいカッコよくなってはりました。
店内で店長とスタッフを記念写真風に携帯で撮影したんですが、ちょっと酔いが回っていたのか、うっかり入力するのを忘れてしまい……。すんません! その代わり、遊び半分で撮ったカウンターの写真を添えておきます。ボトルのラベルが隠れていますね?(笑)。
最近、指の先に砂糖をいっぱいつけてます。えっ、なに?って?? 「ツメが甘い!」

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。