昨日は、昼下がりに大阪・天六(天神橋筋六丁目)のシネマパブ「ワイルドバンチ」で、初小説『フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一』(幻戯書房)の出版記念トークイベントが催されました。
昨年暮れ、隆祥館書店でのイベントに次ぐ第2弾です。
サロン風の室内で、最高のシチュエーション~!
武部好伸から東龍造に変身し、店主の森田和幸さんとの対談、サイレント映画楽士の鳥飼りょうさんによるピアノ伴奏付きの映画上映などバラエティーに富んだ内容でした。
本の主人公、荒木和一さんが映っている映像の上映では、ぼくが果敢に活弁にチャレンジ~!
ちょっと喋りすぎて、ピアノの音が聞こえなかったという声がありましたが(笑)、楽しい経験ができました~ (笑)
何度も言っていますが……。
今日、当たり前のように接している映画の、日本における「原点」を題材にした物語で、本書をお読みいただければ、「文明の利器」である映画がいかにして日本に入ってきたかがわかっていただけると思います。
そして大阪、それも難波が揺籃の地であったことを――。
本書が、この史実の認知に少しでも役立てればと切に願っています。
参加された方、ありがとうございました!