ひょんなことから参加することになったサファリ・ツアー。
やっぱり昨夜の飲み会がたたり😅、迎え時間の午前4時に遅刻~😭
理由は、目覚ましが鳴っていたにも関わらず、全く気づかずに爆睡していたからです💣💤。
結局、ドアの激しいノックでようやくウェイクアップ。
ゲストハウスのスタッフが起こしてくれはりました。
あわてて身支度をし、ゲストハウスの玄関に駆けつけると、頑丈そうな四輪駆動のワゴン車が停まっていました。
すでに5人のツアー客が乗っており、「ほんまにすんません❗」「すんません❗」と平身低頭、後部座席に腰を下ろしました。
「昨夜、飲みすぎて目が開きませんでしてん。アラックが悪いんです」と言い訳したら、ドライバーを含め皆さん、ゲラゲラ笑うてくれはりました。
よかった、よかった~😁
こういう場合、笑いを取ったら勝ちや(笑)。
ドライバーは昨夜、一緒に痛飲した人と違う男性でした。
ツアー客はぼく以外、すべてヨーロピアン(ドイツ人のカップル、ドイツ人の女連れ、スイス人女性)。
皆さん、ドイツ語で会話しはるので、ぼく1人浮いてました(笑)。
ガイド兼任のドライバーの説明は英語ですが、完璧に把握してはりましたね。
ドイツ系の人は優秀です。
ヤラ野生動物国立公園のゲートの前に到着すると、次々と他のツアーのワゴン車が乗り付けてくるので、数珠つなぎ状態。
順番を待って国立公園内に入ると、いきなり熊と遭遇しました。
このあと、さらにいきなり豹が出現しました❗
スリランカには虎がいないので、豹が〈猛獣の王様〉です。
右手の茂みの30メートルほど向こうを歩いているのをしかと目にし、「豹や~❗」と思わず日本語で叫んでしまった。
今度は英語で「レオタード❗」。
皆さん、クスクス笑うてはります。
しもた、間違えた。
「レオパード~❗」
一気にボルテージがアップ⤴⤴
ドライバーが豹のいるところを指さし、みんな殺気だって視覚を集中。
ぼくはスマホで激写しようとするも、すぐに姿が見えなくなりました。
画像に収めることができず、残念無念ですが、確かに野生の豹を現認できました。
結構、でっかかった❗
大人の雄です。
旅の大きな収穫になりました~❗
この後、バッファロー、像、サンバー(鹿の仲間)、イノシシ、マングース、クロコダイル、イグアナなどを見れました。
ゲストハウスに戻ったのは正午前。
正味、8時間、非常に充実したツアーでした❗
ゲストハウスの自室に戻るや、バタンキュー。
しばし深い眠りに……😪💣💤
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
人との出会いが旅の良し悪しを左右しますね。
昨日、バスの中で偶然、出会った男性に素敵なゲストハウスを紹介してもらい、楽しい酒宴も共有でき、さらに今朝、刺激的なサファリ・ツアーに参加することができたのもそうです。
昨日と今日、連泊しているのはティッサマハーラーマという田舎町。
サファリ・ツアーのあと昼寝してから、町を散策しました。
大きな仏塔(スリランカではダーガバ、インドではストゥーパ)の近くに小さな考古学博物館があったので、見学しました。
そこはスリランカ南部の仏教遺跡を専門にしている博物館で、居合わせた2人の学芸員としばし「仏教談義」。
実はぼく……、宗教全体、とりわけキリスト教もそうですが、仏教、ヒンドゥー教にすごく関心があるんです。
「大乗仏教」を英語でどう訳していいのか分からず、「日本式仏教」と訳して話していると、「ここからそう遠くないところに、その仏教遺跡がありますよ」と。
えっ❗ スリランカ仏教=上座部(小乗)仏教とばかり思っていたので、びっくりポン~😲
その場所をメモしてもらい、Wikipediaで検索したら、ありました❗
よっしゃ、明日はそこに行こう🎵
楽しみ、楽しみ~🙆
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
考古学博物館をあとにし、誰もいない小さな寺院の境内に入り、すごく怖い体験をしました。
仏像の後ろからいきなり黒い中型犬が姿を現し、しきりに吠えまくられたのです。
無視して、仏像に近づくと、「ウ~ッ」と威嚇の声。
ありゃ、口からよだれを流している。
狂犬病の犬~!?
瞬時にそう直感しました。
噛まれたらヤバい。
仏像に参拝するのを断念し、後ろずさり。
気がつくと、新たに2匹の犬が近づいてきて、完全に取り囲まれてしまいました。
こちらはよだれを垂らしていなかったけれど、目付きは完全にあっち系(日本で言えば、Yさん)。
ワンワンワン~~、やたらと吠えまくる。
変に動いたら、飛びつかれるかもしれへん。
気温が34度に達する昼下がり、大の大人が3匹の犬に恫喝され、ビビりまくっているんですよ。
端から見たら、滑稽に映るでしょうが、ぼくは冷や汗タラタラ。
ほんまに怖い、怖い~。
えらいこっちゃ~❗
心底、そう思いました。
どうしょう、どうしょう。
と、そのとき、1人のおっちゃんがどこからともなく現れ、棒切れを振り回して「乱入」、あっという間に犬を蹴散らしてくれました。
近所の住人やと思います。
小柄な年配男性でしたが、ぼくにはスーパーマンに見えました~❗
東南アジアもそうですが、ほんまに野犬が多い。
スリランカの場合、仏教の影響で殺生はご法度なので、よけいにそうかもしれませんね。
救助してくださったお礼に、通天閣の絵はがきをおじさんにプレゼントしたら、信じられないくらい喜んでくれはりました。
この経験以来、ワンちゃんに少し距離を置くようになりました(笑)