9月 14

スペイン・アンダルシア紀行~11日目、最終回(9月12日)

アムステルダムのスキポール空港で関空便への乗り継ぎができず、想定外の上海往きのKLMオランダ航空機に搭乗。

ところが機内への荷物の積み込みに手間取り、しかも離発着のピークにぶつかって、何と1時間半も離陸が遅れた~!!!!

KLMとその関連航空会社はほんまにあきませんな~( ;∀;)

今回、利用した全ての便が遅延~!

もう2度と乗らんときますわ。

この調子なら、上海空港でKLMと提携している中国東方航空(同じグループ)への乗り継ぎ時間が30分ほどになってしまう……。

手荷物検査などがあるから、無理かも……、ヤバい~(>_<) 2度あることは3度ある、やっぱりこの諺は正しいんや。 そう思うと、「えらいこっちゃ~」の価値観が吹っ飛び、ハハハと笑うしかなかったです。 乗り継ぎがダメなら、次の関空便になるんやろか、あるいは別の空港への便になるんやろか? あれこれ考えながら(ほんまは音楽ばかり聴いてました~)、10時間45分のフライトを終え、上海空港に着いて機内から出ると、乗り継ぎ時間がわずか20分~。 やっぱりアカンわ。 完全に諦めていたら、若い時のアグネス・チャンにそっくりな中国東方航空の女性スタッフが「Mr.TAKEBE/YOSHINOBU」と記したボードを手にして立ってはりました。 「搭乗時間が迫っています。近道で手荷物検査場へご案内します」 実にわかりやすい英語……。 まさかの展開~!!! 彼女が天使に見え、思わず抱きしめました。 すんません、半分ウソです。 天使に見えたのは本当のことで、抱きしめたのは気持ちの上のことです~(笑) 航空会社はこうでないとあきませんよね。 「お客様、早足で~」 「はい、はい」 彼女、競歩の選手並みにめちゃめちゃ速かった。 ぼくはジョギングで着いていきました。 手荷物検査場でも、すいているVIP用のところに連れて行ってくれ、そこでお別れ。 「ほんまにシェイシェ、サイチェン」 あわてて搭乗口に駆け込むと、ぼくが最後の搭乗者でした。 ぎりぎりセーフ~! やった~(^_-)-☆ でも、初めての上海空港の免税店を見ることもできず、残念無念~((+_+)) よくよく考えれば、今回、空港で走ってばっかりや(笑) 中国東方航空の飛行機はほぼ定刻通り、関空に向かって飛び立ちました。 [caption id="attachment_11665" align="aligncenter" width="620"] この飛行機で上海から関空へ飛び立ちました[/caption]

2度あることは3度なかったです~(笑)

そして9月12日午後3時45分、関空に無事、到着。

But、 機内預けの荷物は届いてなかった~(笑)

またまた、笑うしかしゃあありまへん~。

どうやら、まだアムステルダムにあるみたい。

スキポール空港のKLMスタッフは「大丈夫です」と太鼓判を押してくれはったんやけど、やっぱりアカンがな~( ;∀;)

これを機に、大々的にKLM不搭乗運動を起こしたろかな、ほんまに~!

でも、荷物ないので、空港から帰宅するのが楽チン。

そう考えたら、何とかノープロブレムに思えそう~(笑)

旅の最初と最後が実にスリリングな展開になり、何だかハリウッドの娯楽映画みたいでした。

そんなことないか~(笑)

フライトではややこしかったですが、旅そのものはすごく充実していました。

何はともあれ、これをもってスペイン・アンダルシア紀行を終了させていただきます。

ご愛読、ありがとうございました~(^_-)-☆

9月 14

スペイン・アンダルシア紀行~10日目(9月11日)

わずか3時間の睡眠時間でバッチリ目が覚めました。

妙に頭が冴え、今回の旅を振り返りました。

取材のアポをしていたので、「縛り」があって、いつものように勝手気ままに移動できなかったけど、それでも「フリータイム」には臨機応変、いろんなところを見て回ることができました。

飲み助ゆえ(笑)、バールとお酒の話がどうしても多くなりました。

ごめんなさい~!

旅の目的は全て達成でき、大満足です~(^_-)-☆

雄叫びも……、ジブラルタルの岩山、イベリア半島最南端の突堤、スペイン最南端の大西洋・地中海の分岐点、アフリカ大陸セウタの岬、ウェルバの桟橋の先端~と5か所で成し遂げ、感無量~(笑)

乗り継ぎ便に搭乗できなかったことで、初日にマラガへたどり着けず、やむ無くアムステルダムに泊まらざるを得なくなり、最初から「えらいこっちゃ~」に遭遇したけれど、途中、「女子トイレ立てこもり事件」があった程度で、まぁ、順調にいけました。

アンダルシアの人はほんまに気さくで、開けっぴろげ。

どうしようもなく、波長が合いましたわ~💛

前にも書いたかもしれませんが、スペイン自体が大阪で、その南部にあるアンダルシアは大阪のミナミでした~(笑)。

ほんまに、イチビリさんが多いわ。

大阪市中央区とアンダルシア、姉妹協定を結んだらええねん~(笑)

できるだけ多くの人と触れ合いたいという気持ちが現地の人たちに伝わり、倍返しで、温かさを伴ったホスピタリティーを受け取りました。

皆さん、ムーチョス・グラシアス~

☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

ゆとりを持ってマラガ空港へ向かい、アムステルダム行きTRANSAVIA航空の飛行機にチェックイン。

乗り継ぎの時間が1時間5分、まぁ、何とか大丈夫でしょ~。

と思いながら、機内に入ると、一番後ろの席でした。

ヤバッ~( ;∀;)

スキポール空港でまたダッシュせなあきませんな~。

うまく乗り継げますように~!

そう祈っていると、あろうことか飛行機が45分遅れて離陸。

これによって乗り継ぎ時間がわずか20分になっちゃいました~((+_+))

これは関空へのKLM機に乗れなくなってきたぞ……。

しかし不思議なことに、「えらいこっちゃ~」にはなりませんでした。

慣れとは恐ろしいものですね~。

肝が座ってきました~(笑)

アムステルダムに到着後、しばらくすると、関空行きの飛行機が飛び立っていくのを目撃。

あ~っ、行きに続いて帰りも乗り継ぎに失敗~((+_+))

一度あることは二度あるんですね。

またもアムステルダムの空港ホテルで宿泊になるのだから、今宵は街中へ繰り出そうと腹をくくり、KLMのトランスファー・デスクへ。

長身の女性スタッフに行きの一件を伝え、「また同じホテルですか?」と訊くと、意外な返答が。

「ホテルに泊まる必要がありません。上海経由で関空に帰れます。予定より半日遅れますが」

おっ、そんな手があったのか~!

超変化球ですがな~。

本来は関空に12日の午前8時45分着ですが、それが午後3時40分になりました。

まぁ、予定通り12日中に帰れそうで、よかった、よかった~!!

9月 14

スペイン・アンダルシア紀行~9日目(9月10日)

火曜の朝、ウェルバの街は日常が戻り、それなりに活気がありました。

こんなモダンな商店街

公園のベンチに座ってると、小柄なおばあちゃんが連れている小さなプードル犬がぼくの足元に向かって、「キャン、キャン~」と吠え始めた。

な、な、何やねん。

今日もタイガース・ソックス。

黄色に反応したのか、それとも虎に??

昨日は小さな子に珍しがられ、今朝はワンちゃんに~

とりあえず、そそくさと退散しました~(笑)

そしてウェルバの考古学博物館で女性の学芸員に取材。

この人、英語が苦手なので、またも翻訳アプリを利用しました。

すごく懇切丁寧に、ぼくの疑問に1つひとつ答えてくれ、時にはスマホで英文を示してくれたりと至れり尽くせり。

ぼくが完全に理解するまで、嫌な顔1つ見せず、1時間ほどじっくり説明していただき、ほんまにありがたかったです

頭の中でずっとくすぶっていた「?」がこれで全て氷解できました。

要は、イギリスの一部の学者たちが提唱しているケルト発祥のイベリア半島南西部説は極めて根拠に乏しいということ。

6年前のポルトガル南部でもそのことがある程度わかりましたが、今回のアンダルシアでの取材でほぼ確証を得ました。

これで一仕事、終了~!

アンダルシアに来て、4館目となったこの考古学博物館ですが、彼女が一番ホスピタリティーに富み、誠実に応対してくれはりました。

「日本の方がスペインの歴史に興味を持ってくださるのがうれしくて、うれしくて~」

え~い、この際、名前を出しちゃえ~!

オブドゥリア・ナサレットさん。

心からムーチョス・グラシアス~(^_-)-☆

ウェルバにやって来てほんまによかったです~!

別れ際、オブドゥリアさんが「黄色のソックス、素敵ですね~」

ハハハ(笑)

大いなる満足感を抱き、闘牛場の下にあるバールでランチ。

このお店です

惣菜は、野菜のオリーブ油酢漬け、牛のレバーのアヒージョ(?)。

店のお兄さんが大阪・ミナミの酒場にいそうな実に気さくな感じ~。

写真を撮ると、闘牛士の格好をさせられ、記念撮影を撮ってくれました~(笑)

ちんどん屋ですがな~。

何でこんなにイチビリはるんやろ、オモロイな~(^_-)-☆

このお兄さんも「黄色の靴下、めちゃええやん~」やて。

ハハハ(笑)

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

さぁ、列車でマラガへ戻ります。

移動はバスばっかりで、飽きたから(笑)

今回、初めての鉄道の旅です~🚅

スペイン国鉄(RENFE)の高速鉄道Avantに乗るのは初めて。

ウェルバからセビーリャまでは在来線の快速電車です。

きれいな車両でした。

車内はガラガラ

セビーリャからマラガまでは高速鉄道。

スペイン版の新幹線で、時速が300キロ出るそうです~。

セビーリャのサンタ・フスタ駅は薄汚れた駅舎だったのに、非常に近代的な駅に様変わりしていました。

プラットフォームへ下りる長いエスカレーター

すぐに乗れると思いきや、乗車するまでに、テロ対策用にエックス線による荷物検査があり、物々しい警備態勢。

セビーリャの駅では、コインロッカーを使用する際にもエックス線荷物検査があり、びっくり!!

なにせバスクやカタルーニャの独立問題を抱えていますからね。

前回(20年前)、ガリシアへの取材旅行の前、マドリッドの駅が爆破されていました。

レールの軌道が、他のヨーロッパ諸国の高速鉄道との相互乗り入れを考慮し、標準軌を採用しているので、、何と在来線(広軌)より幅が狭いらしいです~。

だから結構、横揺れします。

確かに速いですよ~🚄

「のぞみ」よりスピードを出しているのがわかります。

乗り心地はフランスのTGVやドイツのICEと似ていますが、車内の状況がちと異なります。

というのは、皆さん、よぉ喋りはるからです。

静かではありませんわ~(笑)。

携帯の電話で大声で会話してはる人も~。

お国柄ですね。

車内での会話が絶えず……

車窓からが、オリーブ、オリーブ、オリーブ……。

それにしても、車内検札が全然、来ません。

在来線でもそうでした。

車掌さん、何をやってるんでしょう?(笑)

そうこうしているうちに、マラガに到着しました。

1週間ぶりです。

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

今宵がアンダルシア最後の夜、正味、寂しい~( ノД`)…

マラガでのアンダルシア最後の夜は、大阪・北新地にある馴染みのスパニッシュ・バール「Bar Quinta」の店主マンちゃんオススメのお店へ~。

そこは立ち飲み屋でした。

カウンターの向こう側に樽がズラリ~と並んでおり、なかなか壮観です。

ワインは小振りのグラスで1杯、1・3ユーロ(約160円)。

タパスはエビにしました。

無性に食べたかったんです。

注文するごとに、お店の人がカウンターの上にチョークで値段を記していきはります。

超明朗会計~!!

長居はできませんね、ちょっと引っかけ、さっと出ていく、そんなバールです。

どんどんお客さんが入ってくるので、注文するのも大変~(笑)

天満の立ち飲み屋にいるような錯覚に~。

次に足を向けたのが中心地から少し外れた庶民的なバール。

お客さんは地元の人ばかり。

店を仕切る美人の女将さんに「記念にツーショットを撮りましょう」と言うと、スマホの翻訳アプリにこうつぶやきはりました。

この女将さん。タパスはソーセージ

「うちの旦那、めちゃめちゃ焼きもちで、他の男性と写真に収まろうものなら、首をかっ切られます」

そう言って、手を首に当ててその仕草を……。

「えっ~ どっちの首?」

突っ込むと……。

「もちろん、そちらの~」

わっ~、そら、かなんわ。

「で、旦那さんはどこに?」

「向こうで友達と話してる」

そう言って、指を差しました。

頭ツルツルのえらいマッチョなお方。

ほんまに首をかっ切られそう~( ;∀;)

これがアンダルシアでの最後のやり取りというのが何ともオモロかった~(笑)

深夜、ホテルに帰ると、テレビで『スティング』が放映されていて、食い入るように観てしまった。

言葉がわからなくても、全て頭に入っているので、十分、楽しめました。

でも、早朝に起きないといけません。

睡眠時間が3時間しかないーー( ;∀;)

9月 14

スペイン・アンダルシア紀行~8日目(9月9日)

前夜、フラメンコを満喫したセビーリャの街は燃え盛ってました~!

ところが今朝は一転、おだやかな世界です。

川辺でランニングやウォーキングをする人たち、朝寝をしているおばあちゃん、川でボートを漕いではる人もいてはります。

涼しいです。

気温は22度。

日中は34度になりますが~(^^;)

公園のベンチに座っていたら、小さい子が「ティグレ、ティグレ~」と言って、ぼくの足元を指差してました。

すぐに翻訳アプリで調べると、「虎」でした。

そか、タイガースの靴下を履いていたんや~(笑)

阪神、どうなってるんやろ??

こちらに来て、落ち込むのがイヤやから(笑)、阪神情報をいっさい遮断してますねん~

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

このあと、セビーリャのバス・ステーションからバスで西方のウェルバへ向かいました。

所用時間が1時間15分。

アンダルシアの西端にあり、ポルトガルまで50キロの位置。

どことなくポルトガル南部のアルガルヴェ地方と似ており、ポルトガル語を解する人が結構、多いらしいです。

あいさつは、「おはよう」が「ブエノス・ディアス」ではなく、「ボン・ディア」とポルトガル語を使ってはります。

ウェルバは『地球の歩き方』には載っていません。

なぜなら、全く観光地ではないから~(笑)(笑)

前日のセビーリャとえらい違い。

典型的な地方都市です。

こういうところに来ると、ほんまにホッとします~(^_-)-☆

宿は予約しておらず、バス・ステーションのインフォメーションの女性スタッフに「この近所にごく普通のホテル、ありませんか」と訊くと、「この街には普通のホテルしかありませんねん」と(笑)。

そうなんや~!

信じられんくらいコスパのいいホテルを教えてもらいました~(^_-)-☆

日本円でざっと3000円~!

アンダルシアでの宿探しは楽勝です。

ウェルバは観光地ではないとはいえ、コロンブスがアメリカ大陸を目指した時に出港した地なんです。

知ってはりましたか??

それをもっとセールスポイントにしたらええのに……。

コロンブスの銅像の前にも観光客がいなかった~。

しかも、月曜日の今日は会社とお店(バール以外)が休みなので、街中はゴーストタウンと化してました。

取材のアポを入れておいた博物館もやっぱり休館日。

わっ、どないしよ~((+_+))

スマホを見ると、数日前に「貴殿が来られる日は博物館が休みの日なので、翌日の午前中に来られたし」と英文でメッセージが届いてました。

今ごろ気づいてますわ~(笑)

お互い、この日が休館日であるのをすっかり忘れていたとは……。

何かええ加減で、心地が良いです(何のこっちゃ~)。

で、今日は時間がたっぷりでき、ウェルバの街を散策。

観光とは無縁とは言いながら、観光案内所がありました。

そこへ行くと、ガラーンとしており、暇そうにしていたスタッフのお兄さんがびっくりして、「何で遠方の東洋人がはるばるここに来はったん?」といった表情で応対~(笑)。

いろいろ教えともらったのですが、オディエル川に向かって湾曲して伸びている三層の桟橋は非常に興味深かった。

かつて鉄鉱石を船に積み込むために造られたものです。

猛烈な風に吹かれ、足を踏ん張って、その桟橋の先端まで行くと、案の定、例の「病気」が再発してきました~。

わかりますよね?(笑)

これがアンダルシアでの最後の雄叫びになると思い、最大級で絶叫~!!!!

「イェーツ~!!」

顎が外れるかと思った~(笑)

夜はバールを2軒ハシゴし、お腹いっぱい大満足。

よくよく考えると、今回の旅では、一度もレストランに入っていないし、スーパーでワインと惣菜を買ってホテルの部屋で食べるのもしなかった。

それは、ひとえにバールのタパスが安くて美味いからです~!!

これぞ食文化の極みですね~(^_-)-☆

2軒目のバールのおばちゃん、ツーショット写真で何とも素敵な笑顔を浮かべてくれました。

グラシアス~!

この店、ロト(賭けるクジ)の窓口になっていました。

ロトを求めて、ひっきりなしに訪れる人を亭主さんが見事にさばいてはりました。

ほろ酔い気分でホテルに戻り、カバンの中をがさがさ調べていたら、クッキーが出てきました。

何気に袋を開け、中身を見ずに口の中に放り込むと、異様な匂い~。

噛むと、にゅるりと。

わっ、せっけんやった~!!

いっぺんに酔いが醒めました~(>_<)

9月 14

スペイン・アンダルシア紀行~7日目(9月8日)

ヘレス・デ・ラ・フロンティーラの街中のカフェで、朝食を取り、午前10時に学芸員と会うことになっている考古学博物館に向かいました。

日曜日の朝なので、昨夜の喧騒とはうって代わり、街中はいたって静か。

途中、シェリー酒のボデガ(酒蔵)がありました。

ティオ・ペペで知られるゴンサレス・ビアスとフンダドール。

前者は20年前に訪れました。

ティオ・ペペのマスコット

ゴンサレス・ビアスの銅像の前に来ると、何とフラメンコを歌っている女性がいるではありませんか~。

あいさつすると、スペイン語でべらべらと。

全くわかりまへん~((+_+))

肝心なところを翻訳アプリで聞き取ると、この女性、フラメンコの歌姫でした~!!

道理で巧かった~(^_-)-☆

「私はヒターノです」

一般には、ジプシー、あるいはロマと呼ばれる人たちです。

フラメンコはヒターノの音楽ですから、当然、彼女の体に染み付いています。

セビーリャから観光で来はったらしいです。

向こうから「一緒に写真を撮りましょう~」と言われ、互いに撮り合い~(笑)。

こういう流れ、ええ塩梅ですね~。

気分良く、10時かっきりに考古学博物館に行きました。

古風な考古学博物館

展示は充実しています

受付の人から「ちょっと遅れるそうです」。

えっ、そんなアホな~。

わざわざ日本から来てるのに、昨日はドタキャンされ、今日も遅れるやなんて、ほんまにもう、シバキもんでっせ~。

結局、30分待たされ、くだんの学芸員が飄然と現れ、「爽やかな日曜日ですね」やて。

全く悪びれたとこがおまへん~。

あのな~、最初に口にすべき言葉は→「昨日はすんませんでした。今日もお待たせして、申し訳ないです」やろ。

グッと憤りを胸に収め、何とか笑顔を作り、「お目にかかれて、光栄です。お忙しいところ恐縮です」と思ってもいないことを言葉に発した自分が情けない~(^^;)

この人、英語の読み書きは得意だけど、話すのが苦手とか。なので、取材はほとんど翻訳アプリでやりました。

ぼくが知りたいのは、イベリア半島のどの辺りまでケルトの影響があるかということ。

案の定、ヘレス地方は全く関係なかったです。

「先史時代、この地方はイベリア人が定住していました。ケルト系の人はもっと内陸部、マドリッドより以東です」

やっぱり!

その確証(ウラ)を取りたかったわけでして。

パソコンのやり取りでもできますが、直接、現地の専門家に会って話を聞く、このスタンスは崩したくありませんねん。

このあとバスでセビーリャへ向かい、考古学博物館で同じ取材をすることになっています。

「セビーリャの学芸員も同じ答えをするでしょう。しかし西方のウエルバに行けば、ちょっと状況が変わってきますよ」

えっ、ウエルバ~!

明日、そこの考古学博物館に行く予定。

何だかウキウキ~。

憤りがすっかり消失していました~(笑)

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

アンダルシアの中心都市セビーリャへバスで向かうと、観光客でいっぱいでした。

中国人をはじめ各国の人がわんさと観光スポットに集中しています。

たまたまセビーリャ美人が写っちゃいました(笑)

こういうのん、ほんまに苦手で、ジンマシンが出てきそうになるんです~((+_+))

何かのお祭り? 街中は大賑わい

この建物は美しかった!

だからどんな旅でも、基本、観光地をパスしたり、観光地であっても住民の居住エリアに足を向けたりしてるんですが、ここの考古学博物館で取材があり、止むなく立ち寄った次第。

取材は無事に短時間で終え、あとはフリータイムになり、今宵は的をフラメンコに絞りました。

昨夜、ヘレス・デ・ラ・フロンティーラでバール巡りに没頭し、フラメンコを見ずじまい。

それに今朝、セビーリャの歌姫と出会ったというご縁もありましたからね。

この街はヒターノの人が多いのか、フラメンコが浸透しています。

街中で、情熱的なフラメンコの踊りやフラメンコ・ギターを披露している人をよく見かけますし、何よりもフラメンコ博物館があるんですから、やっぱり本場ですね~。

フラメンコ博物館内の展示ポスター

その博物館に展示されていた扇子

夜、「ギターの家」というライブスペースで、主に歌とギターを聴かせるフラメンコを満喫しました。

ガラスの展示ケースには、名だたるフラメンコ・ギターがずらりと~!

フラメンコは歌とギターがあってのもので、いわば踊りは添え物的。

こう言ったら叱られるかな?

でも、20年前、コルドバを訪れたとき、ダンサーからはっきりそう聞かされました。

日本では、踊りは見栄えがするので、フラメンコ=踊りになっていますが……。

情念のこもった歌と超絶なテクニックを見せるギター~🎸

すごい迫力で、ずっと感動しっぱなし~!!

時折、踊りが入り、彩りを添えてくれました。

よっしゃ、いつかフラメンコ・ギターにチャレンジしたろ~♪

そう思ったセビーリャの夜でした~(^_-)-☆

9月 14

スペイン・アンダルシア紀行~6日目(9月7日)

旅の6日目。

朝、アルヘシラスの港から対岸のジブラルタルを眺めました。

コンテナリフトの向こうに見えるジブラルタルは頂に雲がかかっていました。

バスで1時間半揺られ、昼前にヘレス・デラ・フロンティーらに到着。

ここも20年前に来ています。

バス・ステーションに隣接する鉄道駅はなかなか風格がありますね。

本来は仕事のはずやったのですが……。

古代ケルト絡みの取材で、午後、この町の考古学博物館の学芸員と会うことになっていたのですが、博物館に行くと、「今日は都合が悪くなったので、明日の午前10時に来てほしい」との英文伝言を受け取り、ガーン~!

ドタキャンされちゃいました~( ;∀;)

スマホの連絡先を教えていたんやから、事前に一報してくれはったらよかったのに……、プンプン。

まぁ、文句を言うても詮ないこと。

時間ができたので、シェリー酒のボデガ(酒蔵)見学をしてもよかったのですが、前回、3か所ほど訪れているので、今回はパスし。西方にある海辺の町サンルーカルへ行くことにしました。

初めて訪れるところです。

その前にランチ。

こちらに来て、初めてIPAのビールを飲みました。

切れがすごくよかった~!

そしてシェリー酒のアモンティリャードを。

これ、大好きですねん。

街の通りにはリモコンで動く「ロボット」が人の目を楽しませていました。

これ、一体何???(笑)

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

サンルーカルへはバスで約40分。

そこはシェリー酒と同じ酒精強化ワイン、マンサニージャの産地。

街中に9つのボデガがあります。

この銘柄は日本でよく知られています

どこかに見学しようと、日本で一番よく知られているLA GITANA(ラ・ヒターナ)のボデガに入ると、若い男性従業員が「すんません、土曜日、午後は閉めてますねん」。

ありゃ、残念~( ;∀;)

「この酒蔵を見たさにわざわざ日本からやって来ましてん。何とかなりませんか~」

こういう場合、嘘も方便~(笑)

「おおきに、ありがとうございます。でも、スタッフがもういてませんねん。まぁ、こっちのカウンターで一杯飲んでください」

ほんまに一杯、サービスしてくれはりましたわ~

シェリー酒のフィノとはまた違った爽やかな風味、大好きです~💛

気温は34度。でも、乾燥しているので、ぼくには心地よかったです~(#^^#)

なにせインドで湿気ムンムンの46度を経験してまっさかいに、全くノープロブレム~(笑)

堅牢な岩の城、誰も歩いていない通り、華やいだ広場、広々としたビーチ……、素敵なところで、いっぺんに気に入りました~。

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

夜、ヘレスに戻り、夕食のための恒例のバール巡り~

毎晩、飲んでますね(笑)

もちろん、シェリー酒のオンパレード~。

黒澤映画が大好きなバールのお兄さん。

キリストみたいな風貌なのに、ぼくが日本人とわかると、「どうも、どうも」と日本語を発し、くいだおれ太郎のような仕草を連発しためちゃめちゃイチビリなバールの店主(だれか教えたんかいな~)。

その横で、「お父ちゃん、イチビるのんええ加減にしとき」とブレーキをかける息子さん。

「京都アニメの事件はほんまに悲しい」と声をかけてきたアニメ好きの青年……。

皆さん、人なっこいです~(^_-)-☆

街中では、アイリッシュ音楽のコンサート、ビートルズやストーンズの曲をカバー するアコギ・ユニットのライブなどなど、えらい賑わってました~♬♬

まさかアンダルシアでアイリッシュ音楽を聴くとは……

そのユニット、結構、笑いを取ってはったので、アンダルシア版のちょかBandかも~(笑)。

ビートルズの『抱きしめたい』が演奏されると、大合唱が沸き起こり、おばちゃんが踊ってノリまくり~。

20年前と比べ、居酒屋的なバールが減り、レストランやオシャレなバーが増えていました。

前回、シブイおじいさんがカウンターの中にいたシェリー酒専門のバールを訪れると、何と中国人夫婦が経営するごくありきたりなバールになってました~((+_+))

時代は変わってきてますね。

そんなこんなで、ヘレスの夜を存分に楽しみました~(^O^)/

9月 13

スペイン・アンダルシア紀行~こぼれ話(笑い話)「女子トイレ立てこもり事件」

旅の最初に「えらいこっちゃ~」を連発し、その後はそれなりに順調でしたが、実はアルヘシラスのバール巡りのエンディング近くになって、ちょっぴり「えらいこっちゃ~」がありました。

恥ずかしいので、公表すべきか迷いましたが、思いきって告白します~(笑)

バールで美味なワインとタパスを満喫し、宿に戻る前、トイレに行きました。

このバールで「事件」が起きました!

男子用に入ったつもりが、絵の表示を見間違ったようで、女子トイレに入ってしまった~!

「わっ、こらアカンわ」とあわてて出ようとしたら、若い女性数人の声が聞こえ、反射的に便室へ。

これが失敗の元、「すんません、間違えましてん」と笑顔でごまして退出すればよかったのに……。

いったん入ってしまうと、なかなか出にくい。

もし見つかったら、変質者に思われる可能性が極めて大~。

便室が2つあり、うち1つはぼくが潜んでます。

ノックされるも、声を出せず、ノックで返すだけ。

そのうち人の気配がなくなり、やれやれと扉を少し開けたら、今度はおばちゃんが入ってきはりました。

あわててドアを閉め、またも中で息をこらして立ち尽くす。

この情けない異常な状況、わかりますか?

タイミングを図れず、出るに出られない。

困った、困った。

えらいこっちゃ~ えらいこっちゃ~( ;∀;)

酔いが醒めかけ、半泣き状態になっていたら、ドンドンと大きなノック。

同時にスペイン語で何やら叫んではります。もちろん女性の声。

どうやら、店の人が心配し、「大丈夫ですか?」と言うてはるみたい。

こうなれば、腹をくくって出るしかしゃあない。

その前にスマホの翻訳アプリで、「間違って女子トイレに入り、出るに出られなくなった」というスペイン語をスマホの画面に表示。

汗だくになり、もう必死のパッチですわ~。

そして思いきってドアを開けると、中年の女性が「わっ」と声を上げ、目を見開いて後退り。

そらそうでしょ、女子トイレに汗まみれの異邦人の男が突っ立っているんですから、ごもっとも。

「すんません」のスペイン語が出てこず、思わず、「オラ~(ハロー)!」と元気よくあいさつし、すばやくスマホの表示を見せると、彼女、大爆笑でした~((´∀`))

というわけで、警察に突き出されずにすみました。

原因は、男女の絵表示。

どちらもぼろぼろになっていたんですわ。

お客さんはみな地元の人やから、知ってはるんですがね~。

カウンターに戻ってくると、事情を聞かされていた店主のおっちゃんとお客さんにゲラゲラ笑われましたがな。

「なかなか戻ってけえへんので、気分が悪うなってはったんかなと思うてましたんや」やて。

ちゃう~ちゅうねん~!

「女子トイレ立てこもり事件」は、かつて2、3回あったような記憶があります。

男性諸氏、酒場では気をつけましょう~!!

9月 13

スペイン・アンダルシア紀行~5日目(9月6日)

イベリア半島最南端で叫んだあとは、アフリカ大陸に「デン」して帰る、それを旅の5日目に実行しました。

これも大事な旅の目的の1つですから~(笑)

地中海を挟んでモロッコがあります。

ぼくが宿泊したアルヘシラスからだと、タンジェという町へ船で渡れます。

でも、そこではなく、モロッコにあるスペイン領セウタに行くことにしました。

なぜなら学生時代、モロッコを放浪したとき、タンジェに行ったことがあるからです。

スペインの飛び地、セウタは何とも気になるところ。

そう思って、早朝、アルヘシラスの港から高速フェリーに乗ってゴー~🚢

途中、左手にジブラルタルがその威容を見せてくれました~!!

岩山にかかる厚い雲。

そこに雲間から朝日が差し込み、ヘラクレスが天空から舞い降りてきそうな雰囲気です。

そう、ケルト神話ならぬ、ギリシア神話の世界に誘(いざな)ってくれました。

あぁ、感動せずにはいられません~

海上から望むジブラルタルの神々しい情景は一生、忘れられないでしょう。

1時間10分の航行でセウタに到着。

港の岸壁に「デン」しましたが、せっかく来たんやから、そのまますぐに引き返すのはもったいないので、町を散策しました。

人口約8万人にしては、意外と都会的だったので、びっくり~(^^;)

スペイン人のほかにモロッコ系のイスラム教徒もかなり暮らしてはるので、独特なエキゾチズムが宿っています。

ここはポルトガルのエンリケ航海王子がアフリカにキリスト教を広めるために、ムーア(イスラム教徒)から奪取した地で、1580年にスペインが引き継がれました。

ポルトガル統治時代の建物跡

モロッコ政府がスペイン政府に「そろそろ返還してもらえまへんか」と再三、訴えているにも関わらず、「そんな耳、持ちまへん」とスペイン側は黙殺しているとか。

ジブラルタルにおけるスペインとイギリスの関係によく似てますね。

セウタがアフリカ大陸の最北端なら最高なんですが、残念ながら、そうではないんです。

チュニジアの方が緯度が高いので……。

目抜通りから海岸沿いにひたすら歩き、自然に包まれた半島の先端にやって来ました。

向こうの岬を目指しました

そこは公園でした。

気がつけば、1時間半ほど歩いていましたがな~((+_+))

心地よい潮風に当たり、きれいな光景を眺めていると、全く疲れませんね。

地中海の空気がまた美味い。

周りには人っこ1人いません。

波の音しか聞こえてこない。

基本、ぼくの旅はこういうケースが多いです~(笑)。

目の前にはポルトガルが建造したであろう要塞跡。

その対岸にジブラルタルがあるはずですが、もやっていて見えません。

こういう場合、心眼で見ますねん~(笑)

見えた(ほんまかいな)!!

ここに来たのも何かのご縁、そう思って、スペインに向かって、「イェーツ~」と叫ばせてもらいました(笑)。

わーい、アフリカ大陸で絶叫したった~(^_-)-☆

ひょっとしたら、ジブラルタルまで届いたかも~。

その直後、塀の向こうから背の高い掃除係のおっちゃんが何事があったのかと飛び出てきてきはりました。

「あんたですかいな、有名でっせ。あちこちで叫びまくって。アンダルシアだけやのうて、こっちまで出張して、どんならんお人だすな」

そう言いたげな表情でした。

よっぽどけったいな東洋人と思われたのか、「遠慮させてもらいますわ」とツーショット、撮らしてくれませんでしたわ~(笑)

北アフリカのモロッコ内にあるスペインの飛び地セウタの最北端で気持ちよく叫んだあと、ランチを取るため、見るからに地域のバールといったお店に飛び込みました。

案の定、常連さんばかり。

しかも、年配男性の巣窟でした(笑)

まずはビールと野菜のトマトスープ煮込み。

店主のおじさんが「野菜もええけど、やっぱり魚でっせ。目の前が地中海やもんね~」。

それは大正解です~!!

ビールを飲み干し、シェリー酒のフィノでいただこうと思ったら、「シェリー酒、おいてまへんねん。海の向こうで飲んでちょうだい」。

ないんや~((+_+))

このパターン、結構、多いです。

まぁ、しゃあおまへん。

そこで、アンダルシア産の白ワインをもらいました。

サバ(?)とタラコのフライ、マグロのステージによぉ合いました~!

この魚を揚げてもらいました。サバ??

イギリスのフィッシュ&チップスとソーセージも美味いけど、総合的に評価すると、文句なくスペインのタパスの方に軍配が上がりますな~。

とにかく、タパスで失敗はゼロ~。

ウキウキしながら飲み食いしていると、常連諸氏が近づいてきて、長身の男性が片言の英語で話しかけてきはりました。

このノリ、アイルランドの田舎のパブと全くおんなじです。

ぼくが日本人と知って、いろいろ質問攻め。

お声がけしてくれはった人がいちいち通訳してくれ、助かりました。

「日本酒の味、どんなん?」

「酒を温めて飲むそうやけど(熱燗のこと)」

「日本のウイスキー、べらぼうに値段が高いけど、なんで?」

「日本のワインってあるのん?」

なんや、全部、お酒のことばっかりやん~(笑)

皆さん、どう見ても、酒飲みですわ。

一緒に記念撮影して、時計を見ると、ありゃ、帰路便に予定していた13時発のフェリーがすでに出てましたがな~((+_+))

わっ、この店に1時間以上、長居してたんや~!

ほんま、こんなんばっかりですわ。

次の船は16時……。

あと2時間半もある。

まぁ、しゃあない、しゃあない。

アフリカ大陸に「デン」して、すぐに引き返すつもりが、結局、セウタに7時間も滞在するハメに~。

何でも思うようにはいきませんね。

街中を散策していると、公園の横にカジノがありました。

日本でいろいろ話題になっていますが、ヨーロッパでは田舎町でもカジノをよく見かけます。

このカジノのそばでは子供たちが遊んでいます。

いろいろ考えさせられますね~。

わっ、「ヘラクレスの柱」の像が~!!

怪力のヘラクレスが大西洋と地中海をふさいでいた山をたたき割り、ジブラルタル海峡ができたといわれており、残った両側の山を見立てて、「ヘラクレスの柱」と呼ばれています。

ヨーロッパ側がジブラルタルの岩山、アフリカ側がセウタにあるアチュ山らしいです。

こういう話、大好き~!

そのアチュ山を帰りのフェリーからしかと目にしました。

午後5時のジブラルタルは岩山に白い雲が覆っていました。

そんなわけで、思いの外、充実したエキスカーション(遠出の遠足)になりました~(^_-)-☆

   ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

アルヘシラスへ戻ると、もう夕刻。

夜のバール巡りがすごく楽しかった。

この手のネタが多くなり、ごめんなさい~

これまでスペインは……。

学生時代にアンダルシアを3日間だけ訪れ、20年前には拙著『スペイン「ケルト」紀行』を書くため、北西部ガリシアに1か月近く滞在、その帰りにポルトガルを縦断し、アンダルシアへ。

3年前は、古代ケルトの取材で、首都マドリッドの北東部を中心に各地を巡りました。

そして、この旅が4回目。

その中で、人の熱量、イチビリ度、馴れ馴れしさ~から判断し、アンダルシアがやっぱり面白度が最高ランクです~!

バールの雰囲気が全然、ちゃいますわ。

ぼくのような一見さんの異邦人が入ってきても、すぐにお客さん、お店の人と仲良くなれます。

おそらく壁を作らないんでしょうね。

この地に1か月、居着いたら、帰れなくなりますわ~(笑)

他の地域同様、タパスにぞっこんです~。

こちらのバールは、オーセンティックなバーでも、イギリス・アイルランドのパブでもなく、日本の居酒屋ですな。

安くて美味な、そしてバラエティーに富んだ惣菜を提供してくれるんですから。

だいたい1品が2ユーロ(約250円)くらい。

タパスの画像をいろいろアップします。

臓物のピリ辛煮、最高でした!

典型的なバール

ガラスケースの中のタパスを指差すだけ

魚類はすぐに調理してくれます

このお姉さん、大阪の子みたいでした~(^_-)-☆

午後9時半ごろから人がいっぱい出てきて、田舎町のアルヘシラスはえらい賑わいです。

とりわけ家族連れが多い(笑)

広場は、子どもたちがはしゃぎ回ってます~。

何だか幸せに感じました。

9月 13

スペイン・アンダルシア紀行~4日目(9月5日)

英国領ジブラルタルへやって来たのは、岩山での絶叫だけでなく、飢えまくっていたイギリス産のソーセージを食べることでした。

宿泊したのがイギリス系のホテルだったので、てっきり朝食はそのソーセージ入りのイングリッシュ・ブレックファストと思いきや、コンティネンタル風。

ガーン~!!

かなりショック~( ;∀;)

おい、おい、アカンやん、ほんまに。

こんなん詐欺や。プンプン~。

とりあえず紅茶とヨーグルトだけをいただき、気持ちを切り替え、街中へ飛び出て大衆食堂へ。

メニューを見ると、ソーセージがあった

「ソ、ソ、ソーセージ~、プ、プ、プリーズ~!!!」

注文したとき、思わず声が裏返り、どもってしまいましたがな。

お腹が減っていたので、目玉焼きを付けてもらいました。

トーストの上にのせられたソーセージ。

あぁ、いとおしい~💛

ブラウンソースをたっぷりかけて口に入れると、幸福感満足感に浸りました~!

この味、この味~。

たまりませんな。

日本のソーセージとはひと味もふた味も異なる逸品(笑)。

豚肉だけでなく、でんぷん質が入ってるんです。

だから、ドイツ人からすれば「そんなんソーセージとちゃう!」になります。

でも、病みつきになる味なんです。

訊くと、ヨークシャー産のソーセージとか。

ぼくがあまりに美味しそうに食べているので、店の人が不思議がってはりました。

「普通の朝食やのに、けったいなお客さんやな」

こんな感じですわ。

ジブラルタルの大衆食堂

実は昨日、岩山で絶叫したとき、口を開けすぎたようで、その後、顎がカクンカクンと音がしていたんです。

ヤバい、顎の骨がずれた~?

ところが、このソーセージを口にした途端、ピタリと音がしなくなった~(^_-)-☆

何でやろ?

よぉわかりまへん(笑)

何はともあれ、パワーをもらえ、めでたし、めでたし~!!

ほんま、ジブラルタルへ来てよかった~(^^♪

朝からソーセージで舞い上がってしまい、ジブラルタル・ポンドのことを書くのを忘れていました。

見た目が独特な紙幣です。

表はかなり若い時のエリザベス女王の肖像

裏はジブラルタルの岩山

本国のポンドと通貨価値がイコールではなく、少し異なるみたい。

そして、本国では使えません。

つまり、ここでは英国ポンド、ジブラルタル・ポンド、ユーロの3種類の通貨が使えます。

ユーロで支払い、「お釣りを英国ポンドでちょうだい」と言うと、ちゃんとそうしてくれます。

暗算が全くダメなぼくには信じられませんわ。

通貨の話はこのくらいで。

アンダルシアの空気に浸った身として、ジブラルタルは淡白で整いすぎていて、正直、刺激が少なかったです。

で、早々にスペインへ戻りました。

途中、飛行場にやって来ると、ロンドンからの英国航空BAの飛行機が着陸してきました。

ちょうどロンドンから英国航空(BA)が着陸

国際線ではなく、国内線です~(笑)

同時に、にわかに霧が発生し、何とも幻想的な光景を目にできました。

前回、訪れた時もこの霧を見て、びっくりしました!

この飛行場、イギリス空軍の軍用空港で、民間の航空会社が借りているそうです。

飛行場の手前に空軍の格納庫があり、金網越しに中を覗くと戦闘機が停まっていました。

背伸びしてカメラで激写しようとしたら、兵隊さんが飛んできて、「アカン、アカン。撮影禁止と書いてありまっしゃろ~」と叱られました。

笑いでごまかそうとしたけど、無理でした(笑)

アイム・ソリー~(^^;)

スペイン側に入った途端、ざっくばらんな庶民的な空気に触れ、何だかホッとした気分に。

東京出張から大阪へ戻ってきた、あの感じです~(笑)

さぁ、ふたたびアンダルシアを満喫しよう~

   ☆    ☆   ☆   ☆   ☆

とりあえず、ラ・リネアからバスでジブラルタルの対岸にあるアルヘシラスに向かい、そこのゲストハウスに投宿。

宿屋のオーナー姉妹がすごく親切でした。

あまりによぉ喋りはるので、写真を撮るのをすっかり忘れていました(笑)。

実は……、長い間、ジブラルタルがイベリア半島の最南端とばかり思い込んでいました。

ところが、部屋で寝転がって地図を眺めていると、最南端はすぐ西方にあるタリファという町であるのがわかりました。

ここまでやって来たんやから、その町で「イェーツ~」をやらないと、意味がない!

そんなことないか~(笑)

でも、ぼくにはやっぱり意味があるので、バスでタリファへ向かいました。

ちょうど30分で到着しました。

そこは城壁内の白い街並みがすごくエキゾチックなところでした。

8世紀、イスラム勢力がイベリア半島で最初に征服した地とあって、アラブ的な匂いが濃厚に漂ってます。

堅牢な岩の城

このおじいちゃん、ギターの名手でした!

バス停で談笑するお年寄りたち

アフリカ大陸(モロッコ)までわずか15キロ。

ジブラルタルからよりもずっと近くに見えます。

途中、バスの車窓から眺めたアフリカ大陸はインパクトがあった!!

最南端は港の突堤の最先端とのこと。

炎天下、海に突き出た長い堤防をえっちらおっちらと歩いていきました。

誰も歩いてない~(笑)

先端にたどり着くと、そこには聖タリファの大きな像が屹立していました。

タリファとは、最先端という意味があるらしいです。

すごい潮風で吹き飛ばされそうになりながら、またも「イェーツ~」と絶叫~!

顎がずれないよう、心持ち口を小さめにして~(笑)。

誰もいないと思っていたら、銅像の下に釣り人がいてました。

ぼくの叫び声に驚き、その男性、釣竿を置いて近づいてきて、「何をやってますねん?」

バスク地方の釣りの名人とツーショット

あとはGoogle翻訳アプリでやり取り。

「叫びに来ましてん」と説明するも、「よぉわかりませんわ」と首を振りはるだけ。

どうやら(やっぱり)理解不能みたい~??

この人、何と北部バスクの人でした。

釣りの名人とかで、釣り雑誌の取材でタリファに来たと言うてはりました。

へ~っ、最南端で最北の人と出会うとはオモロいですね。

「イベリア半島の最南端はここやけど、スペインの最南端は向こうのタリファ島。灯台が立ってまっしゃろ? あそこ」

そうなんや(この意味、わかりますか?)

すぐさまタリファ島に足を向けると、地中海(左)と大西洋(右)を分けるポイントがあり、大興奮~!!

島の先端にある灯台には行けなかったので、ここで、とりあえず叫んでおきました~(^_-)-☆

絶叫の安売りですな~(笑)

右が大西洋、左が地中海。向こうがタリファ島

でも、言いようもなく気持ち良かった~(^.^)/~~~

9月 13

スペイン・アンダルシア紀行~3日目(9月4日)

次の目的地は西方の英国領ジブラルタル。

マラガからバスで2時間40分揺られてラ・リネアへ、そこから歩いてジブラルタルに入国します。

午前8時45分発のバスに乗るつもりが、街中のバールで朝食(カフェ・コン・レ・チェ=ミルク入りコーヒークロワッサン)を取ってからにわかに眠たくなり、ホテルの部屋でうとうと~。

目覚めると、午前9時。

わっ、しもた~! バスに乗り遅れた~!!

しかし、このくらいでは「えらいこっちゃ~」になりません。

免疫力が高まってますから(笑)

次の便は2時間半後の午前11時半なので、それまでの時間を有効活用し、市場とワイン博物館を見物しました。

バスに乗り遅れたからこそ、こういう特典がついたんや~と前向きに考えやなやってられません~(笑)

市場はやはり興味深いところです。

思いのほかクリーンでした。

店を眺めるだけで、時間がどんどん過ぎていきますね。

適当に切り上げ、マラガ地方のワインの歴史と現況を解説するワイン博物館に足を向けました。

開館直後なので、見物客はぼく1人だけ。

見終わってからの試飲で、2人のスタッフと、英語と翻訳アプリを使ってワイン談義に華が咲きました。

以下、キーポイントになるやり取り。

ぼく「マラガでシェリー酒のない店があったけど、なんで?」

スタッフ「そら、シェリーはヘレス・デラ・フロンティーラ地域の特産ワインやから。アンダルシアのワイン=シェリー酒とちゃうんですよ」

ぼく「へ~っ、そうなんや」

スタッフ「マラガでは赤ワインがメイン。みな豊潤ですよ。白の次は赤、いきましょか」

2杯まで無料、それ以上は1杯1ユーロなのに、赤ワインを次から次へと注いでくれ、いろいろテイスティングさせてもらいました~(^_-)-☆

あっという間にほろ酔い状態。午前中から飲むと、よぉ回ります~(笑)

ワインを買わずにごめんなさいね。

気がつくと、バスの時間が迫ってきたので、あわてて足早にバス・ステーションへ向かい、切符を買ってバスに乗ろうとした時、「わっ、しもた~」。

コイン・ロッカーからトランクを取り出すのん忘れてた~( ;∀;)

ふと2か月前、飛騨高山から名古屋行きのバスで同じことをやり、バスの運行を止めてしまったことが脳裏によみがえってきました。

あの時も日本酒の試飲で飲み過ぎて頭がボケ~ッとしてましたわ。

今回はワイン~🍷

全然、学習してまへんな。

でも、出発前でよかった。

この時はあわてていたので、翻訳アプリを使えず、運転手さんに「すんません、ロッカーに荷物、荷物」と思わず日本語で言うたら、呆れ顔で理解してくれはりました。

こんな乗客、いてはるんですわ、きっと~。

まずは席を確保し、コイン・ロッカーへダッシュ~

今回の旅行もよぉ走ってます~(^^;)

バスに乗る前は絶対、お酒の試飲はしたらアカンと頭に叩き込んだけれど、また忘れるやろな~(笑)

    ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

約1時間でラ・リネアに到着。

下車し、南へ少し歩いていくと、ジブラルタルの岩山「ザ・ロック」(標高426m)がそびえていました。

文句なく壮観です!!

入国管理室でパスポートを見せるのですが、審査官はあくびばかりしてはって、パスポートを見てくれません。

めちゃめちゃええ加減でしたわ~(笑)

国境を越えると、そこはイギリス(UK=連合王国)。

そのすぐ先が飛行場の滑走路で、たまたま小型ジェット機が離陸するところだったので、遮断機が下ろされ、横断が中断、しばし待機しました。

地中海に細長く伸びた半島、ジブラルタルの広さは650ヘクタール。

大阪の門真市の半分ほどの面積です(何でいきなり門真が出てくるねん~)。

そこに約3万2000人が暮らしてはります。

土産物屋で買った絵葉書

イギリスがスペイン王位継承戦争に勝利した1713年以来の海外領土です。

300年以上経った21世紀にヨーロッパの中に「植民地」があるのはやっぱりおかしいですね~??

「ウインストン・チャーチル通り」などの通り名や地名、表記はすべて英語、パブ、赤い電話ボックス、街並みの佇まい、英国式の電気のコンセント……、どれをとってもイギリス。

ただし、車は本国とは異なり、スペインと同じ右側通行。

英国ポンドはもちろん、ユーロも使えますが、レートが悪いみたい。

「ジブラルタル・ポンドに替えるのが邪魔くさかったら、クレジットカードを使いなはれ」とホテルの人にアドバイスされ、それを実行しました。

クィーンズ・イングリッシュがあちこちから聞こえてきますが、スペイン語も結構、よぉ耳にします。

ユニオンジャック(英国旗)とジブラルタル旗がはためくメインストリートは大賑わいでした。

白人観光客は大概、イギリス人です。

彼にとっては海外旅行ではなく、国内旅行になります~(笑)

ホテルにチェックイン後、ケーブルカーを利用して、岩山の山頂へ登りました。

そして、地中海をはさんで20数キロ先のアフリカ大陸に向かって、「イェーツ~ 」と大声で叫んできました。

後ろにアフリカ大陸が薄っすらと見えています

これで旅の1つの目的を達成~!!

20年前に来た時、絶叫するという発想がなかっただけに(笑)、ほんまに気持ち良かったです。

山頂で飲んだジブラルタル・ビール(実はマン島産)もgoodでした~(^_-)-☆

岩山には悪名高い野生猿が生息しています。

20年前、ポテトチップスを食べてたら、いきなり飛びかかってきたのを覚えてます。

箕面の猿よりたちが悪い~。

ところがこの日、目にした猿は妙にお上品で、おとなしかったです。拍子抜け~(#^^#)

何でやろ?

鎮静剤を投与されたのかな?

岩山には廃墟となったイギリス軍のトーチカ跡が残っています。

大英帝国の残滓ですね。

街中は午後6時を過ぎると、本国と同様、パブ以外は店じまいし、閑散とします。

人通りがなくなり、閑散と……

スペインとは真逆、 物足りまへんな~。

やっぱりイベリア半島の中では浮いており、何ともけったいなとこですわ。

夜は、パブでラガービールとフィッシュ&チップス。

モルト・ビネガーをドバッとかけて食べていると、イギリスにいるような錯覚に陥りますね。

これまで食べたフィッシュ&チップスの中で一番うまかった。

パブのお兄さんに訊くと、当たり前のことですが、地中海産のタラとのこと。

イギリスで食されている北海産よりもはるかに味が引き締まってました。

テレビは、本国のEU離脱問題のニュースばかり流しています。

離脱する10月末から、入国審査官はあくびをしてられないでしょうね。

「岩山から猿がいなくならない限り、イギリス統治が続く」

こんな言い伝えがありますが、ジブラルタルは一体どうなることやら?

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