映画の原点といわれるシネマトグラフ。
122年前、フランス・リヨンのリュミエール兄弟が発明したこの装置は映写だけでなく、撮影もできる画期的なものでした。
フランス国内のみならず、世界各地で撮影された1422本の映像の中からピックアップした珠玉の108本が4Kデジタル(高解像度映像)で甦りました。
そのタイトルがズバリ、『LUMIÈRE! リュミエール!』。
日本における「映画の日」、12月1日に大阪・テアトル梅田で公開されます。
配給のGAGA宣伝スタッフが作成した「映画発祥の地はどこだ! 神戸?京都?大阪?」のポスターを監修させていただきました。
シネマトグラフの映像には今日の映画のすべてが盛り込まれています。
ぜひ、リスペクトしてご覧になっていただきたいです。
映画ファンのための感動サイト「シネルフレ(Cinereflet)」の『武部好伸のシネマエッセイ』に、シネマトグラフの意義、ティエリー・フレモー監督(リュミエール研究所長)のコメントなどを盛り込んだ拙稿が載っています。
http://cineref.com/review/2017/11/post-849.html