武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

映画

映画も翻訳本も魅せる『複製された男』

投稿日:

ポルトガル唯一のノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴのミステリー『複製された男』が映画化され、18日から全国で公開されます。

 

自分と同じ人物と出会った男の数奇な物語(???)。

 

いろんな仕掛けがあり、ヒチコック風味の不気味な演出でグイグイ引っ張っていきます。

 

カナダ人の実力派ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と主演ジェイク・ギレンホールの息がピッタリ合っていました。

 

http://fukusei-movie.com/

 

この原作本(彩流社)が2年前、訳者の阿部孝次さんから贈られてきました。

 

この人、ぼくの古巣新聞社(東京)に勤めながら、ポルトガル語の本を積極的に翻訳してはります。

 

10年来のおつき合いです。

 

こちらも読ませる!!

 

プレスシート(マスコミ向けの資料)にも翻訳家として解説されています。

 

新聞社の名を出さないところがカッコええなぁ~(^^)/

 

阿部さん,今、せっせとページを繰っていますよ。

 

-映画,

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。