武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

映画

研ぎ澄まされた感性で青春を綴った日本映画『ほとりの朔子』

投稿日:2014年2月17日 更新日:

Facebookにすでに投稿しましたが……。

先週はずっとバタバタ状態で、頭も眼も疲れが限界に達していました。

で、15日の土曜日、気分転換に大阪・九条のシネ・ヌーヴォまでチャリを飛ばし、試写で見損ねていた日本映画『ほとりの朔子』を鑑賞しました。

映画は眼を使いますが、パソコンとはまた異なり、眼を癒やす場合が存外に多いんです。

大学受験で浪人中の女の子が避暑地で晩夏を過ごす中で、さまざまな大人の世界を垣間見ていく物語。

瑞々しい映像と波紋のごとく広がっていくストーリーの面白さにのめり込みました。

それもすごく心地よく~(^_-)-☆

深田晃司監督の透徹した演出に脱帽。

この人、注目株です!
「おれ、陶酔したわ」

「うん、うちも」

上映終了後、耳にした大学生のカップルの感想が当を得ています~(^^♪

映画を観てから2日経ちましたが、作品の世界観が心の中でほんのりと熟成しているようなんです。

こんな体験はめったにしません。

稀代の青春映画だと思っています。

 

 

 

-映画

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

大阪ヨーロッパ映画祭が始まります~!!

大阪ヨーロッパ映画祭が始まります~!!

大阪ヨーロッパ映画祭が明日(22日)から、堂島のホテルエルセラーン大阪をメーン会場にして開幕します(26日まで)。   今年で19回目。   すっかり晩秋の大阪の風物詩になりました …

懐徳堂秋季講座~『大阪映画事始め』11月24日~26日

懐徳堂秋季講座~『大阪映画事始め』11月24日~26日

江戸時代、大坂の庶民の学問所だった懐徳堂は、ぼくの母校、大阪大学文学部のルーツといわれています。 その懐徳堂記念会が春と秋に特別講座を開いています。 今秋のテーマは『大阪の映画、映画のなかの映画』。 …

お知らせです~映画のカルチャー

お知らせです~映画のカルチャー

気がつけば、15年も経っていました。   サンケイリビングカルチャー倶楽部の『シネマ鑑賞力養成講座』(以前は「シネマ心模様」)です。   最初からの受講生の方もおられます。 &nb …

いぶし銀の演技~『トレヴィの泉で二度目の恋を』(2月7日~公開)

いぶし銀の演技~『トレヴィの泉で二度目の恋を』(2月7日~公開)

シャーリー・マクレーンとクリストファー・プラマー。   往年の映画ファンには懐かしい超ベテランの俳優が共演する、ひと味違ったラブ・コメディー『トレヴィの泉で二度目の恋を』。   テ …

鮮烈な青春映画~『苦役列車』

鮮烈な青春映画~『苦役列車』

(C)2012「苦役列車」製作委員会 ちょっと強烈な映画が近々、封切られます。 『苦役列車』 拒否反応を示す人もいるかもしれないけれど、ぼくは高く評価しています。     ☆    ☆    ☆    …

プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。