武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

日記

2011年のエンディング

投稿日:2011年12月31日 更新日:

大晦日
2011年を振り返ると、東日本大震災や将来的にも尾を引く原発問題、台風被害、景気沈滞など全国的にはマイナス的なことが多かったような気がします。
ぼくとしてはしかし、ポーランドで巨匠アンジェイ・ワイダ監督と出会え、ハーフマラソンを2時間を切って完走でき、そのうえ素人ミュージシャンとしてちょかBandのファースト・ライブを成功裏に終わらせることができ、存外に満足のいく1年でした。
運勢的には来年もいいらしいですが、こればかりはわかりません(笑)。
そして今日、大晦日。
2人の教え子(関大社会学部マスコミ専攻)からお誘いがありました。
大阪でCM音楽のプロデューサーをしている大田さん(めっつ、ゼミ1期生)と東京から帰ってきた中辻君(あき坊、ゼミ3期生)。
想定外の取り合わせ。
でも2人は大学時代、サークルの先輩、後輩の間柄。
なるほど。
心斎橋でランチを共にしました。
3人でウナギの「ひまつぶし」、じゃなかった、「ひつまぶし」をいただきました。
地獄から這い上がってきたあき坊の苦労話には驚きましたが、いま、こうして美味しい料理を一緒に食べられることがなぜかすごくうれしかったです。
打たれ強くなり、自分に自信を持ち始めた彼の顔がまばゆく感じられました。
めっつはお姉さんみたいな存在でした(^o^)v
喫茶店に場所を移し、濃厚なコーヒーを味わってから、お開き。
「先生に会いたかった」
そのとき2人の口から出たこの言葉には、ジーンときた。
ありがとう!!
気持ち良くうちに帰り、1時間50分ランニングしました。
走り納めです。
夕陽に赤く染まる淀川の情景がたまらなく美しかった。
そんなこんなで、今年の終幕はとても心地よかったです。
今年、ブログに目を通してくださった皆さん、ありがとうございました。
来年も引きつづき、つらつらと書き綴っていきますので、よろしくお願いします。
それでは、良いお年をお迎えください~!!

-日記

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。