人生には寄り道がつき物。
ストレートにわが道を歩むのはもちろんいいけれど、大きな壁にぶつかったり、あえて別のルートを探ったりして、わき道にそれる生き方も大いに尊重したいと思っています。
関西大学の教え子3人を昨夜、わが家に招待しました。
JP5期生の面々。
彼らが2年生の時、つまり3年前に教えた子たちです。
本来ならこの春、卒業し、社会人になっているはずでした。
でも彼らは違うルートを選びました。
マスコミ志望が人一倍強いチキン(山本君)は就職が決まらないまま、不安を抱えて卒業しましたが、彼の意欲が生かされ、時事通信社のカメラマンに内定しました。
記者志望とはいえ、自分が目指してきた世界で働けるのだから、ありがたいことです。
本当によかった。
来月から彼は東京で報道カメラマンになります(^o^)v
ヒデ(泉君)は2年生が終わった段階で、1年間、休学し、カメラのスタジオでアシスタントをしていました。
単なるアルバイトとは異なった形で社会に参画した経験は計り知れないほど大きかったと思います。
当然、報道カメラマン志望でしたが、就活中に興味を抱いた出版関係に内定しました。
実業書や「地球の歩き方」などを出しているダイヤモンド社です。
そしてみなみん(竹内さん)。
彼女も2年生が終わるや、半年間、デンマークへ留学しました。
さらに翌年にも半年間、かの地で社会学のフィールド調査などを行ってきました。
つまり2年(3年次、4年次)にわたり、1年間をデンマークで過ごしたことになります。
元々、海外志向が強い学生だったので、ひと回り、いやふた回り大きくなって日本に帰ってきました。
そして就活。
ドキュメンタリー映像を撮りたいということで、テレビ局にチャレンジ。
苦戦の末、テレビ局本体ではないけれど、『世界遺産』などを制作しているTBSビジョンから内定をもらいました。
彼女にふさわしい職場だと思います。
こうした“生きた寄り道”は「ギャップ・イヤー」として昨今、世界的に注目されています。
そんなこんなで昨夜は、思い出話は一切なく、これからの展望やぼくの記者時代の体験話で盛り上がりました。
途中から、ミニライブになったりして~(^o^)v
みんなの飛躍を祈ってます。
イェーツ!!!!