日本映画界のなかで、ぼくの大好きな監督のひとりが市川崑さんです。昨年、92歳で亡くなりはりましたね~。
最後の最後までメガホンを持ち続け、遺作『犬神家の一族(リメーク)』(2006年)を完成させた、その“カツドウ屋魂”に胸が打たれました。
遊び心、実験精神、器用さ、洒脱。これら4つのキーワードがどの映画にも盛り込まれており、ほんとうにハイレベルな作品を世に放ってこられました。
そんな市川監督の代表作、船場の若旦那の一代記『ぼんち』(60年)と反戦映画の金字塔『野火』(59年)が上映されます。
2009年優秀映画鑑賞会『今井正と市川崑 昭和を生きた巨匠たち』(大阪歴史博物館など主催)です。
12日が市川作品。13日が今井正監督の名作『また逢う日まで』(50年)と『青い山脈』(49年)の上映。
☆12日に『市川崑と大阪映画について』と題し、ぼくのトークショーがあります。この人、4歳~18歳まで大阪で暮らしていたんですよ。
30分程度なので、突っ込んだお話ができないと思いますが、『ぼんち』を例にあげ、市川監督と大阪映画との関わりについて語るつもりです。
興味を持たれた方、どうぞご来場を~♪
映画トーク~市川崑と大阪映画について
投稿日:2009年9月6日 更新日:
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