武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

一気に読破~『さいごの色街 飛田』

投稿日:2012年5月8日 更新日:

Facebookと同じ文章を載せます、あしからず。
『さいごの色街 飛田』(筑摩書房刊)。
飛田
すごいルポだった!
触れてはいけない。
でも実態を知りたい。
著者のフリーライター井上理津子さんの12年にもおよぶ粘りの取材に圧倒されました。
元新聞記者だからよくわかります。
まともにいけば、いやそうでなくても、絶対に取材拒否に遭うことを。
「性」を商売にする地。
単なる風俗とは一線を画した独特な界隈です。
女性が立ち入りにくいそんな世界に女性ライターが果敢に食い込んだ。
それも大所高所から!
男性客、経営者、店の女性、周辺の住民、警察、暴力団……。
フリーだからこそできたのかもしれないけれど、これは超難関の仕事です。
隠そうとするところから何とか話を聞き出す。
これぞ取材の原点。
井上さんに敬意を表します!!
取材記者をめざしている人、これは必読ですよ!!

-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

お酒を飲みながら読むのにオススメする本(7)

お酒を飲みながら読むのにオススメする本(7)

2月に突入。 きょうからプロ野球のキャンプインです。 うきうきする反面、今年も12分の1が過ぎ去ってしまったと思うと、ちと焦りも~??(゜Q。)?? さて、オススメ本の7回目です。 【い …

初めて小説を上梓します!!

初めて小説を上梓します!!

某出版社から初校ゲラが届きました。 23冊目の自著となる作品です。 これまで上梓したエッセイ、ノンフィクション、紀行文とは異なり、初めての小説なんです~❗ プロの物書きとはいえ、しかるべ …

来年2月22日~24日、処女小説『フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一』が舞台化されます!

来年2月22日~24日、処女小説『フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一』が舞台化されます!

ペンネームの東龍造で編んだ初の小説『フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一』(幻戯書房)が来年、舞台化されることになりました! 主人公の荒木和一が、明治30(1897)年2月22日~24日 …

スペインの女性作家、ロサ・モンテーロの小説『世界を救うための教訓』を読破!

スペインの女性作家、ロサ・モンテーロの小説『世界を救うための教訓』を読破!

かつて味わったことのない小説を読みました。 スペインの女性作家、ロサ・モンテーロの『世界を救うための教訓』(彩流社)。 訳者の阿部孝次さんから謹呈されました。 ありがとうございます! 阿部さんは大阪生 …

この非常時、書店の果たす役割とは?? 昨日、隆祥館書店で討論会がありました。

この非常時、書店の果たす役割とは?? 昨日、隆祥館書店で討論会がありました。

昨日、大阪・谷町六丁目にある町の本屋さん、隆祥館書店で、『非常時における文化のインフラとしての本屋のあり方』について、店主の二村知子さん(司会)、作家の増山実さん、ジャーナリストの木村元彦さんと意見を …

プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。