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『さいごの色街 飛田』(筑摩書房刊)。
すごいルポだった!
触れてはいけない。
でも実態を知りたい。
著者のフリーライター井上理津子さんの12年にもおよぶ粘りの取材に圧倒されました。
元新聞記者だからよくわかります。
まともにいけば、いやそうでなくても、絶対に取材拒否に遭うことを。
「性」を商売にする地。
単なる風俗とは一線を画した独特な界隈です。
女性が立ち入りにくいそんな世界に女性ライターが果敢に食い込んだ。
それも大所高所から!
男性客、経営者、店の女性、周辺の住民、警察、暴力団……。
フリーだからこそできたのかもしれないけれど、これは超難関の仕事です。
隠そうとするところから何とか話を聞き出す。
これぞ取材の原点。
井上さんに敬意を表します!!
取材記者をめざしている人、これは必読ですよ!!
一気に読破~『さいごの色街 飛田』
投稿日:2012年5月8日 更新日:
執筆者:admin