武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

映画

あの未解決の劇場型事件を題材にした映画『罪の声』(30日公開)

投稿日:

食品会社をターゲットにし、日本国中を震撼させた劇場型犯罪。

あの未解決事件から35年が経ちました。

当時、子どもだった脅迫テープの声の主と事件を再検証する新聞記者が「闇」の真相に迫っていく……。

そのプロセスをスリリングに描いた映画が30日公開の『罪の声』です。

星野源の京都弁は厳しいけれど(笑)、なかなか好演してはります。

小栗旬扮する記者は雰囲気がよく出ており、行動(取材)パターンもリアルです。

一体、犯人グループは何者??

モデルとなった事件を特定しないようにと映画会社からお達しが出ていますが、絶対、わかりますよね(笑)

映画ファンのための感動サイト「シネルフレ」で、この映画についてあれこれと書いています。

ネタバレなしです!

http://cineref.com/review/2020/10/post-1062.html

-映画

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

50年前の長編大作『人間の條件』を観賞した主演、仲代逹矢さんの舞台挨拶~(^_-)-☆

50年前の長編大作『人間の條件』を観賞した主演、仲代逹矢さんの舞台挨拶~(^_-)-☆

今宵、梅田の映画館でのハリウッド映画完成披露試写会をキャンセルし、九条のミニシアター「シネ・ヌーヴォ」へ駆けつけました~💨🏃 同映画館で開催中の『生誕101年 小林正樹 …

『あまから手帖』と『季刊酒文化』に掲載されました~(^_-)-☆

『あまから手帖』と『季刊酒文化』に掲載されました~(^_-)-☆

サンボア100周年記念祝賀会から帰宅すると、2冊の雑誌が届いていました。 1つは大人の愉しい食マガジン『あまから手帖』(2018年3月号)。 その中の「食な人(foodist)」というページにぼくのイ …

あゝ、可憐なドヌーヴ、『シェルブールの雨傘』~♪

あゝ、可憐なドヌーヴ、『シェルブールの雨傘』~♪

かれこれ20年ほど前になるでしょうか。友人の紹介で、ぼくは矢野宏さんとご縁を持つことができました。彼は正真正銘、現役のジャーナリストです。 友人として、呑み仲間として、ぼくの悩み事の相談者として、そし …

心の闇を容赦なくあぶり出す~日本映画『怒り』(17日公開)

心の闇を容赦なくあぶり出す~日本映画『怒り』(17日公開)

信じることの難しさ、増長する不信感、信じられなくなった時のやるせなさ(罪悪感?)。   対人関係の根底を揺るがすテーマにミステリー仕立てで斬り込んだ。   心の闇に容赦なく迫る映像 …

日本映画『杉浦千畝 SUGIURA CHIUNE』のシネマエッセイを書きました

日本映画『杉浦千畝 SUGIURA CHIUNE』のシネマエッセイを書きました

今から75年前、第2次大戦勃発直後、ヨーロッパはバルト三国の1つリトアニアで、約6000人のユダヤ人に「命のビザ」を発給した杉浦千畝。 この外交官の実像に迫った日本映画『杉浦千畝 SUGIURA CH …

プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。