武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

映画

異色のドキュメンタリー映画『天才たちの頭の中 世界を面白くする107のヒント』

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世の中には(いい意味で)けったいな人がいてはりますね。

ハーマン・ヴァスケというドイツ人男性もその1人。

大学で創造性について研究し、広告会社に入ってクリエイティブ部門で働いているうち、「そもそも創造的とは何ぞや?」と悩まされることに。

挙句の果て、その疑問を晴らすため、30年間にわたり、デヴィッド・ボウイ、スティーヴン・ホーキンス、スパイク・リー、ゴルバチョフ、ショーン・ペーンらVIP級の1000人を超える人たちにハンディカメラを抱えてインタビューを敢行。

しかも、全て「アポなし」というのだから恐れ入ります。

突撃取材で知られるマイケル・ムーア監督も真っ青~!

質問はこれ。

「Why are you creative?」(なんで創造的なんですか?)

そして、回答を得た人たちの中から107人をピックアップし、何とドキュメンタリー映画を創っちゃいました。

題して、『天才たちの頭の中 世界を面白くする107のヒント』(関西では11月1日公開)。

「人間はグラつく時に創造的になれる」(写真家:オリビエール・トリスローン)

「その質問はムカデになぜ歩いているかを尋ねているようなもの」(映画監督:ミヒャエル・ハネケ)

謹言(金言)のオンパレードで、めちゃめちゃタメになりました。

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。