ロバート・レッドフォード。
『明日に向って撃て』、『スティング』、『大統領の陰謀』、『華麗なるギャツビー』……。
ハリウッドで大きな足跡を残したイケメン俳優です。
一方で、監督として『普通の人々』や『リバー・ランズ・スルー・イット』などの名作を世に放ち、反ハリウッド色を鮮明にするインディペンデント映画のサンダンス映画祭を主催。
アメリカ映画界で実に多彩な活躍をしてきたレッドフォードが12日公開の『さらば愛しきアウトロー』で俳優業を引退します。
御年、81歳。
実在した伝説の銀行強盗犯に扮し、人生の黄昏時をしみじみと感じさせる滋味深い演技を披露しています。
派手さのない渋いクライム映画です。
同じように俳優+監督の二足の草鞋を履く89歳の先輩格クリント・イーストウッドを意識せず、マイペースで監督作を手がけていってほしいです。
映画ファンのための感動サイト「シネルフレ」で、レッドフォードへの想いを込めて本作のレビューを書かせてもらっています。