武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

日記 音楽

最近の愛聴アルバム~♪♪

投稿日:2012年11月14日 更新日:

毎日、必ず聴いているCD、それが憂歌団の『Blues』です。

 

大阪出身の4人組。

 

14年前に自然解散してしまったけれど、彼らのサウンドがぼくの音楽の原点になっています。

 

このアルバムは、憂歌団がメジャーデビューする前の、1973~75年に東京と千葉のライブハウスで録音されたライブ盤です。

 

ぼくの浪人+大学時代のころで、彼らのライブをよく聴きに行っていましたわ。

 

タイトルのごとく、全曲、ブルースのカバーです。

 

ロバート・ジョンソンの『Walking Blues』『Kind Hearted Woman』、エルモア・ジェイムズの『Please Find My Baby』、『Shake Your Money Maker』、マディ・ウォーターズの『Rollin’&Tumblin’』……。

 

渋めのブルースナンバーが14曲、収められています。

 

これを流しながら、ぼくはギターで一緒にセッションを楽しんでいるんです。

 

アドリブでリードを弾くのが最高ですね。

 

ええ練習になります。

 

ただ、10月に亡くなった島田和夫さんのドラムが切なく感じられて……。

 

残念です。

 

嫁さんが愛聴しているのが、布施明の『Way of the Maestro』。

 

この人、もうじき65歳になるのに、全然、声量が衰えませんね。

 

元々、カンツォーネ出身だから、納得できますが、それにしても伸びのあるボーカルです。

 

『Nessun Dorma 誰も寝てはならぬ』、『Morir de Amor』、『Ave Maria』などの有名な曲をオーケストラをバックに堂々と気持ちよく謳うてはります。

 

何だか、ひとりIL DIVOみたいな感じ。

 

それは嫁さんは、近隣の迷惑を顧みず、大音響で聴いてはります。

 

完全に悦に入っているような。

 

ぼくも嫌いではないです。

 

ええと思います。

 

でも、憂歌団の方がしっくりきますわ(^o^)v

 

 

-日記, 音楽

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

小泉八雲がみた 「ケルト」伝承音楽~♪

小泉八雲がみた 「ケルト」伝承音楽~♪

朝、目覚めたときから炎暑~~o(><)o やっぱり地球がけったいなことになってる……。 そう実感しながら、阪神・矢野捕手の引退を報じた朝刊を感慨深く読み入ってました。 2度の優勝に貢献した陰の立役者で …

季節はずれの芦屋の桜~♪

季節はずれの芦屋の桜~♪

これ、芦屋川で撮った写真です。かなりの自信作というか、とても気に入っています。 はんなりした風情のなか、桜が咲き誇っています。もちろん現在の光景ではないです。4月7日に撮影したもの。 読売新聞の連載「 …

イーサン・ホークがチェット・ベイカーになり切った映画『ブルーに生まれついて』(20日公開)

イーサン・ホークがチェット・ベイカーになり切った映画『ブルーに生まれついて』(20日公開)

  1950年代後半、絶大な人気を博した白人トランペット奏者チェット・ベイカー。 中性的なボーカルを聴かせた軽めのジャズをたまに聴くと、ほんに心が和らぎますね~(^_-)-☆   …

高校の陸上部、ミニ同窓会、楽しかった~(^_-)-☆

高校の陸上部、ミニ同窓会、楽しかった~(^_-)-☆

40年以上前の高校時代(大阪府立清水谷高校)、陸上部で一緒に汗を流していた面々と心斎橋で再会しました。 同期と1つ、2つ下の後輩たちとの合同の集い。 ぼくはほんまに頼んなかったし、ええ加減なキャプテン …

大島渚監督、逝く……~あゝ、『戦場のメリークリスマス』

大島渚監督、逝く……~あゝ、『戦場のメリークリスマス』

大島渚監督が亡くなられました。   享年、80。   ぼくにとっては、大阪・釜ケ崎(アイリン地区)を舞台にした『太陽の墓場』(1960年)が大島映画の原点でした。   商 …

プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。