毎日、必ず聴いているCD、それが憂歌団の『Blues』です。
大阪出身の4人組。
14年前に自然解散してしまったけれど、彼らのサウンドがぼくの音楽の原点になっています。
このアルバムは、憂歌団がメジャーデビューする前の、1973~75年に東京と千葉のライブハウスで録音されたライブ盤です。
ぼくの浪人+大学時代のころで、彼らのライブをよく聴きに行っていましたわ。
タイトルのごとく、全曲、ブルースのカバーです。
ロバート・ジョンソンの『Walking Blues』『Kind Hearted Woman』、エルモア・ジェイムズの『Please Find My Baby』、『Shake Your Money Maker』、マディ・ウォーターズの『Rollin’&Tumblin’』……。
渋めのブルースナンバーが14曲、収められています。
これを流しながら、ぼくはギターで一緒にセッションを楽しんでいるんです。
アドリブでリードを弾くのが最高ですね。
ええ練習になります。
ただ、10月に亡くなった島田和夫さんのドラムが切なく感じられて……。
残念です。
嫁さんが愛聴しているのが、布施明の『Way of the Maestro』。
この人、もうじき65歳になるのに、全然、声量が衰えませんね。
元々、カンツォーネ出身だから、納得できますが、それにしても伸びのあるボーカルです。
『Nessun Dorma 誰も寝てはならぬ』、『Morir de Amor』、『Ave Maria』などの有名な曲をオーケストラをバックに堂々と気持ちよく謳うてはります。
何だか、ひとりIL DIVOみたいな感じ。
それは嫁さんは、近隣の迷惑を顧みず、大音響で聴いてはります。
完全に悦に入っているような。
ぼくも嫌いではないです。
ええと思います。
でも、憂歌団の方がしっくりきますわ(^o^)v