凝りもせず、またまたぼくの愛すべきギター(GIBSON-J160E)の写真です。
でも、今回はアンプの上にウイスキーを乗せています。
アイリッシュの逸品ミドルトン・ヴェリー・レアとスコッチ・シングルモルトのスキャパ(1979年)です。
まだ封を切っていませんが……(^_-)-
どうしてこんな写真をアップしたかというと、音楽の神サン(大阪人は神様とは言いません1!)はお酒が好きだというのがわかったからです。
11月20日(日)、わが『ちょかBand』のファースト・コンサートで、オリジナル曲を披露します。
何と~、オリジナルを6曲作りました~!!
ギターを触っていると、どこからともなく音楽の神サンが舞い降りてきて、信じられないくらい素晴らしいインスピレーションを与えてくれはるんです。
そのとき、たいていお酒を飲んでいます。
それもウイスキー!!
国産、スコッチ、アイリッシュ……、種類は関係ないですね。
飲み方も、ハイボール、ロック、水割り、ストレートといろいろ。
文筆の神サンは、ノン・アルコールでないと、最近、近づいてきてくれないのに、音楽の神サンはかなりの辛党です。
ありがたいです。
で、少し曲のネタ明かしをします。
最初に作った曲が『やけ酒ブルース』。
別にやけ酒を飲んでいるときに浮かんだわけではありません(笑)。
スコッチのグレンフィディックをロックでちびちびやりながら、ギターで適当にブルースのコードを弾いていると、いとも簡単にできたんです。
瞬時に音楽の神サンが直撃したような感じ。
次の曲『あの日、あの頃』はハイボールを口にしていたとき。
何のウイスキーか忘れましたわ。
神サンがゆっくり、ゆっくり近づいてくる、そんなふうでした。
だから、ノスタルジックで、ゆったりした曲になりました。
続いて、『セ・ラ・ヴィ』というワルツです。
何となくワルツを作りたいという衝動にかられ、安モンのスコッチの水割りをグビリと飲み干し、ギターを手にしました。
すると、音楽の神サンが穏やかなメロディーをプレゼントしてくれました。
楽しい曲ですよ。
4曲目の『Sueno de la Manana~朝のまどろみ』は、歌のないインストゥルメンタルです。
これだけはお酒が絡んでいません。
タイトルのごとく、朝、起きて1時間ほど経ち、眠りが浅かったのか、うつらうつらしながら、映画宣伝会社から借りたアルゼンチン映画『幸せのパズル』のDVDを観ていたんです。
朝の陽光が降りそそぐシーンがありましてね、そこからインスピレーションが湧き、自然とメロディーが生まれました。
こんなことって、あるんですね。
これは音楽の神サンのヘルプなしでできた曲かもしれません。
5曲目の『ランニング・ハイ』は実体験から。
5月に出場した10キロ・レースで思いのほか好タイムが出たとき、生まれて初めてランニング・ハイを体現しましてね。
それこそランニングの神サンが背中を押してくれた気分でした。
そのときの状況を何とか音楽に託したいと思い、ハイボール(国産のKビン)を飲みながら、ギターを手にしていました。
ふとCDラックに視線を流すと、サザン・オールスターズのアルバムが目に留まりました。
そや、サザン風にポップでいこう!!
そう思った瞬間、音楽の神サンが応援してくれはりました。
高校の陸上部員が作ったような、元気いっぱいの曲です。
こんなエネルギッシュなサウンドを、この歳になって、作曲するなんて……。
我ながらあきれ返っています。
これはあまりハイボールは関係なかったけれど。
そして、先日、できた新曲『シネマはお好き?』……。
ひと昔前のフランス映画の原稿を執筆していると、急に同じ題材で音楽にしたいな~と思い、執筆を中断し、アイリッシュのジョン・パワーズ(ワイン、ブランデーではありません!)をハーフ・ロックでノドに流し込み、ああでもない、こうでもないとギターをいじくっていました。
やっぱりシャンソン風にいきたいですよね、フランス映画ですから。
結局、その日はできず、翌日、ほぼ1日を費やして、完成させました。
フランス映画の題名のオンパレード。
落ち葉が舞う晩秋のパリをイメージして作ったんです。
これ、めちゃめちゃ気に入っています。
今、世の中で一番好きなのは、この曲です(笑)。
というわけで、音楽の神サンと仲良くやっています。
今、グレンフィディックのロックを味わっているので、そろそろギターを持とうかな~♪♪
音楽の神サンはお酒がお好き~♪♪
投稿日:2011年9月21日 更新日:
執筆者:admin