武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

大阪 日記 未分類 雑学

“エモやん”、こと江本孟紀さんの講演会~(^_-)-☆

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昨夜、大阪・中之島図書館で、元南海ホークスのエース、“エモやん”、こと江本孟紀さんの講演会(主催・ナカノシマ大学)を満喫しました。

演題は『大阪球場が燃えた70年代 南海ホークスと難波を語る』。

江本さんのプロ野球選手としての足跡は、昭和46(1971)年に東映フライヤーズに入団→南海ホークス(72〜75)⇒阪神タイガース(76〜81)⇒引退。

その後、野球解説者、参議院議員(1992~2004)などを務めてはりました。

現在のサンスポの専属解説員です。

江本さんが現役の時、ぼくは大阪球場と甲子園で力投を見ています。

そんな剛速球ではなかったけれど、コントロールがよかったかなぁ。

通算で113勝、126敗。防御率が3.52。

講演会ではこんな発言が……。

「6年間在籍した阪神より、4年間の南海の方がはるかに濃厚でした」

「ミナミの阪町が思い出の地。給料は手取りで11万3000円。腹が減ったら、食堂でタダで食べさせてもらったりして、大阪人の人情にどっぷり浸れましたわ」

「ひと昔前、プロ野球では大阪=南海。巨人(東京)への対抗勢力は阪神ではなく、紛れもなく南海でしたわ」(ぼくもそう思います!)

「吉本興業の花月と大阪球場を選手と芸人がよく行き来し、ベンチの奥に芸人がいたことも(笑)。コメワンの前田五郎さんと仲良かったです」

「1勝もしていないヘボ投手なのに、にエースナンバーを与えてくれたノムさん(野村監督)に恩義を感じてました」

「ノムさんはホンマにケチ。一度も奢ってもらったことがありませんわ」

「阪神のよっさん(吉田監督)が江夏をもて余し、ノムさんに泣きつき、阪神へのトレードが決まったんです。橋本CCでのゴルフコンペのあと、ノムさんに言われてびっくり! てっきり1対1のトレードと思いきや、何と4対2!! ノムさんはキャッチャーとして江夏の剛速球を受けてみたかったと」

「南海の三大悪人。野村、広瀬、杉浦。この世代のあと、ぼくらが続きました(笑)」

「毎年、開幕前に行われた南海と阪神の恒例試合。いつも南海が楽勝し、調整にもならなかったなぁ」

「水島新司さんのマンガ『あぶさん』に呑ん平役でぼくが登場しましたが、実は一滴も飲めません(笑)」(高知出身なのに、意外 )

「尊敬ではなく、崇拝する長嶋さんがユニフォーム姿で打席に立った最後のピッチャーがぼくでした。2003年、阪神VS巨人のOB戦」

……などなど、知らない裏話ばかりで、めちゃめちゃオモロイ内容でした〜

御年、78歳。

メモや原稿なしで1時間20分のマンシンガントーク。

弁が立つ、さすがですな〜

終了後、無意識のうちに中之島から難波の居酒屋へ向かいましたがな(笑)

蛇足ですが、大阪球場が燃えていたのは、1970年代ではなく、50年代と60年代やったと思います。

1988年に福岡のダイエーホークスとなるまで、12回優勝しており、1959年と1964年には日本一になっています。

南海ファンがホンマに多く、南海VS西鉄戦は超満員でした。

大阪出身の東映フライヤーズのエース、尾崎行雄が登板した試合も満員だったと記憶しています。

小学生のころ、甲子園(巨人戦以外)より、大阪球場の方が観客が多かったです。

アルプス席が閉鎖され、ガラーンとした甲子園を何度見たことか……。

さらに蛇足、ぼくが小、中学生のころ、パ・リーグは南海ホークスと近鉄バファローズ、セ・リーグは阪神タイガースのファンでした。

だから、南海VS近鉄戦は球場で見たことありませんねん。

在阪球団ではあと阪急ブレーブスがありましたが、北摂のイメージが強く、生粋の浪花っ子のぼくからすれば、別物でした(笑)

今は南海と近鉄が消失したので、阪神に特化し、トラキチになっているわけです。

オリックスはちょっとちゃいますね……。

ということで、実りのある講演会でした。

-大阪, 日記, 未分類, 雑学

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。