ちょかＢａｎｄがステージに立った～『瀬戸内の中島桜まつり』リポート♪♪♪

愛媛・松山の沖に浮かぶ中島。
みかんの産地で知られるのどかな島で７日（土）、『第２回大好き中島 瀬戸内の再会桜まつり』が開かれました。
そのイベントにちょかBandが招かれました！
朝、ぼくと相方の疋田さんが大阪空港（伊丹）から空路、松山へ。
そして中島汽船のフェリーで島へ渡りました。

天気がいまひとつ、しかも寒い。
でも、中島へは８年ぶりの再訪とあって、ぼくの胸は高まっていました。


2004年９月、関大のゼミ２期生（社会学部マスコミ専攻）のみんなと中島でゼミ合宿をし、素晴らしい時間を過ごしました。
教え子のひとり山崎真美さん（今は丸山）の故郷です。
そのときご両親の温かいおもてなしを受け、みんなで感動したのが忘れられません。
懐かしい……。
島に到着後、山崎さんのご一家と再会～！！
お母さんが、再会桜まつりのリーダーなんです。
めちゃめちゃ明るく、パワフルな方。
真美ちゃんは来月６日が出産予定なので、妊婦の貫禄が出ており、かなりママさんオーラを発散させていました。
つまり、教え子を介して、ちょかBandの中島ライブが実現したというわけ。
これも縁ですね～。
すぐに車で会場の中島中学校へ向かいました。
大型トラックの荷台をステージにし、観客席にはビニールシートが敷かれてありました。

みかんうどん、おでんなどの屋台テントも。
素朴な野外イベント。
ええですね。
ギターを取り出し、一気にモチベーションを高めました。

ところが、ガーーン！！
シールド（ギターとアンプをつなぐコード）を持ってくるのを忘れてきたのに気づき、顔面、真っ青。
「どないしょ、どないしょ」
疋田さんも「どないしまんねん」とあわてふためいていたら、ＰＡ（音響）のスタッフさんが「シールドなら、何本かありますよ」。
フーッ、助かった！！！
やっぱり運がいい。
気持ちを持ち直し、２人でチューニングと軽く音合わせをしていたら、ブラスバンドの演奏が始まりました。
中島中学の生徒たちです。

縫いぐるみも登場！！
松山のマスコット・キャラクターなのかな？？

ちょっとトラブルがあり、吹奏楽の演奏が早めに終わり、女性ボーカルが美しい歌を披露してくれました。
そのあと野志克仁・松山市長のあいさつ。
元テレビ局のアナウンサーだけあって、よどみなく喋りはりました。

ぼくと疋田さんは寒いので、みかんうどんを食べていたら、「ちょかBandの出演です～！」のアナウンス。
えっ！　あと30分ほど時間があると思っていたので、あわててうどんを飲み込み、ステージに上がりました。

『やけ酒ブルース』を皮切りに、いつもの調子でトークをはさみ、ギターとボーカルを。
カラオケ用のボーカルになっているのか、信じられないほど声が通ったので、びっくりしましたわ！！
大阪でのライブとは勝手がちがい、笑いがすべったり、意外なところで受けたり。
いい経験ができました。
指がかじかんでいたので、失敗も多かったけれど、そんなこと気にしてたら、やってられへん(^o^)v
だんだんステージ度胸がついてきました。
もちろん、差し入れの日本酒をグビグビ飲んでいましたが(^_-)-☆
途中で降板。
なぜかというと、着物を着飾ってカラオケを歌う人が待ってはりましたから。
めちゃめちゃ巧かった！！
ええ味ですな。
横で踊ってはるんです。

次から次へと島民の方が舞台に上がって、ノドを披露。
みなさん、かなり自己投資をしてはりますな～（笑）
そのうち晴れ間が出てきて、ポカポカした陽気になってきました。
ぼくと疋田さんは完全に観客になって、お酒をちびちびやりながら、ステージを見ていました。

よろしいですな～、こういう雰囲気。
空気が和んでいて。
もう歌うのんやめて、このまま飲んでいたい。
そう思っていたら、「出番ですよー！」の声。
後半は、何を歌ったのか忘れたほどええ調子でした。

締めの曲は、いつも通り、『酔いにまかせて』。
イェーツ！　イェーツ！　イェーツ！
やっぱり盛り上がりましたわ。
そしてお開き。
面白かった(^o^)v(^o^)v
いったん山崎さんのご自宅で休憩し、それからお母さんが丘の上に連れて行ってくれました。
そこには、数年前、この島でコンサートを開いた歌手、坂本冬美さんと彼女の師匠格にあたる二葉百合子さんの桜の碑がありました。

周りの丘の斜面には、桜の木がいっぱい植えられてありました。
「先生と疋田さん、植樹してください」
お母さんがショベルとクワをぼくたちに。
スケジュール的に今日、植樹する時間がなかったそうで、こちらにその大役が回ってきたというわけです。
ラッキーーーー！！
急に有名人になったような気分で、桜の木を６本植えました。
ルンルン～(^o^)v

このあと島に１軒しかない焼き肉屋さんで、山崎さんご一家、従業員の方々と楽しい打ち上げ！！
山崎さんはトラック運送会社を経営してはります。
真美ちゃんとも、３年前の同窓会以来で、めちゃめちゃ話が弾みました。
そこに疋田さんが突っ込みを入れてくれて。
ぼくらは普通に話しているのに、真美ちゃんやご両親はケラケラと笑いまくってはりました。
漫才のように聞こえるみたいです……。

お父さんの幼なじみＳさんの体験談は、ここでは書けませんが、最高でした。
しびれました～(＠_＠)
ともあれ、素敵な飲み会でした。

翌朝は快晴。
おだやかな瀬戸内海を目にして、心が癒されました。
ヒジキが干されていて、菜の花が咲いている。
都会暮らしのぼくには、たまらない情景です。


浜辺で童心に返って、はしゃぎました。

すっかりリラックスでき、満足感をたっぷり抱いて島を去りました。
見送りにきてくれはった山崎さんのご一家は、いつまでも桟橋で手を振り続けてくれはりました。


Hospitaｌity……。
まさに歓待とはこういうことを言うんやなと実感。
山崎さんご一家をはじめ、島の人たちは涙が出るくらい温かかったです。
「ほんま、よかったな～」
じんわり余韻に浸っていたら、フェリーの船室で意外なモノを見つけて、思わず、「わーーっ！」と叫んでしまった。

ちょかBandを紹介したパネル！！！
２人して、反射的に顔を隠してしまった……（汗）。
松山に着いてから、道後温泉でのんびりお湯に浸かりました。

ええ塩梅ですわ～。
風呂上りのビールも最高！
地元の道後ビールです。


松山城に行くつもりだったのに、ビールを飲みながら２人で延々と喋り続けてしまい、気がつくと飛行機の時間が迫っていました。
結局、お城に行けず仕舞い……o(＞＜)o
なんでこんなによぉ～喋るんやろ！？
アホかいな。
と反省しつつ、大阪へ戻りました。
そして梅田の居酒屋で、またまた喋ってしまって……。
もう、アホを通り越していますね。
「また中島へ行こな。ぼくらが植えた桜の花を見に！！」
そう言い交わして、疋田さんと別れました。
ほんまに充実した２日間でした。
中島の皆さん、おおきに、ありがとうございました～♪♪
イェーツ！！！！！