昨日は神戸朝日ホールで、ケン・ローチ監督のイギリス映画『天使の分け前』の上映会(主催:神戸映画サークル協議会)がありました。
どん底状態に陥ったスコットランドの青年がスコッチ・ウイスキーと出会って再生していく物語です。
社会派のローチ監督にしては、かなり変化球でコミカルに斬っていましたね。
ぼくはこんな映画、大好きです。
犯罪絡みでウイスキーに対して失礼や~と憤る人もいてはりますが、フィクションの世界なのだから、ノープロブレム、ノープロブレム。
大らかに観ましょう~(#^^#)
その上映会にちなみ、『スコットランドとウイスキー』というテーマで講演しました。
大勢の人の前で、スコットランドの現状と歴史、そしてスコッチ・ウイスキーの概略についてたっぷり1時間、喋くり倒しました~(^_-)-☆
前半、スコットランドの大きなアイデンティティになっている「ケルト」の話をすると、みなさん俄然、興味を持ってくれはりました。
ラストにはぼくの人生を変えたシングルモルト「グレンフィディック」のエピソード。
ウイスキーには恐るべきパワーが秘められているんです。
そのあとロビーで、ぼくの書籍の販売とサイン会。
『スコットランド「ケルト」の誘惑~幻の民ピクト人を追って』(言視舎)
『スコットランド「ケルト」紀行~ヘブリディーズ諸島を歩く・改訂版』(彩流社)
ビジュアル版『ヨーロッパ「ケルト」紀行』上巻〈島編〉(彩流社)
ビジュアル版『ヨーロッパ「ケルト」紀行』下巻〈大陸編〉(彩流社)
『ウイスキーアンドシネマ 琥珀色の名脇役たち』(淡交社)
思いのほかよく売れました~(^O^)/
いろんな出会いもあり、よかった、よかった。
阪神も連勝したし、ほんま素敵な日になりましたわ~(^^♪