28日公開の日本映画『平行と垂直』。

過日、マスコミ試写(配給:東映ビデオ)で観ましたが、大阪・堺を舞台に兄妹の堅い「絆」を描いた、実に温かい映画でした。
安田章大扮する兄は自閉症スペクトラム症(ASD)で、何事も「縦」と「横」にこだわり、人とのコミュニケーションが大の苦手。
一方、のん扮する妹はカウンセラーとして柔軟に生きるキャリア・ウーマン。
全く対照的な兄と妹は、「平行」と「垂直」のごとく交わらないような感じで暮らしてきましたが、ある重大な出来事から2人の関係と気持ちが揺れ動き始めます。
小林聖太郎監督の視線がことのほか優しい。
阪堺電車の綾ノ町駅と大和川駅、南海本線七道駅、旧堺灯台、「さかい利晶の杜」など堺市内の旧市街が次々に登場しますよ。
ホンマ、素晴らしい〈大阪映画〉が誕生しました!
大阪映画サークルの会報に見どころ、製作裏話などを書かせてもらっています。

