新年になり、拙著『フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一』(幻戯書房)の舞台作品『フェイドアウト』の本番に向け、いよいよ始動――。
4日の夜、会場となる自宅近くの大阪・新町のイサオビルで、1回目の稽古に立ち会いました。
てっきりリアルな舞台稽古と思いきや、諸事情で各自リモートによる台本(第2稿)の読み合わせでした。
ぼくは、主催者であられる井場さんのご兄妹と一緒に参加しましたが、まだいろいろと煮詰めるところがあり、2人の脚本家が徹夜で第3稿を仕上げてくれているはず。
終了後、必然的に酒盛りとなり、楽しいひと時をすごせました。
そして、翌5日の昼下がり、イサオビルで2回目の稽古。
役者さんの3人が参集し、1人がリモートで、またも煮詰められた台本の読み合わせでした。
やはり台本が基盤になるので、めちゃめちゃ大事なんですね。
終了後、脚本家+演出家+役者+主催者+原作者(武部)が自由に意見を出し合い、さらに台本をブラッシュアップ。
少しずつ洗練されていくプロセスを体現でき、演劇ってこんな風に出来上っていくんやな~と刺激的な時間を味わえました。
チラシも完成したことで、ますます加速がつき、このあと10数回、稽古を重ね、本番へゴー~
ウキウキしてきますねぇ~(^_-)-☆