最悪のプドゥチェリーのホテル。
朝、目覚めても、怒りが収まりませんでした。
まずは街中でチャイと朝食を取り、部屋へ戻って、即、リュックを背負ってフロントへ。
そこで白人青年がオーナーらしき男性に英語で怒鳴り散らしていました。
あとで分かりましたが、ドイツ人でした。
彼はぼくと同じ目に遭ったようです。
ぼくも事情を説明すると、オーナーは恐縮しまくり。
最後にドイツ人青年は理路整然と言い放ちました。
だいたいこんな内容でした。
「ホテルなのにフロントのスタッフがいない。水が出ないなんてあり得ない。お金を払っている宿泊客に多大な不便をかけた」
その上で、「何とか寝ることができたので、全額返金とは言わないが、3分の2を返してほしい」。
納得~❗
ぼくの胸の内をすべて言うてくれはりました。
あまりの語気の強さに気圧され、オーナーは承諾。
そして2人して返金と相成りました。
ぼくは便乗組ですが~😅
こういう場合、西洋人はきちんと自己主張しますな~。
見習わなアカンと自戒しました。
そのドイツ人青年はぼくと握手し、さっそうとホテルを去っていきました。
カッコええ~🎵🎵
彼の写真を撮りたかったな~😓
ホテルを出てから、酒屋で国産ウイスキーを購入しました。
『IMPERIAL BLUE』というグレーン・ウイスキーです。
そしてリキシャでバスターミナルへ向かい、バスに3時間揺られて、内陸部のティルヴァンナマライという町に来ました。
何で来たのかは明日、報告します~😁
昨日はとんだホテルに泊まったので、今日こそは少々、贅沢してエアコン付の快適なホテルにと思ったのですが、町で一番の高級(?)ホテルは予約でいっぱいでした~😓
この手のホテルは一軒しかないんです。
何せど田舎ですから~😅
仕方なく、バスターミナル近くの中流ホテルにチェックイン(日本円で一泊1100円)。
エアコンなしでもなかなか快適~🎵🎵
中流ホテルはインド人の観光客向けです。
で、そのバスルームはこんな感じ。
シャワーの下のバケツと水差し(?)は現地人向けです。
それに水を入れて頭や体にぶっかけるんです。
シャワーよりこちらの方が3手っ取り早いかな(笑)
当然ながら、シャワーを使うとバスルーム全体がびしょびしょになります~😓
でも、ノープロブレム。
どういう訳か、すぐに乾きます~✌
ご覧の通り、トイレットペーパーはついていません~(笑)
ホテルの周りには超庶民的な世界が広がってます。
子供たちがすぐ寄ってきます。
タミル・ナードゥ州最大のアルナーチャレーシュワラ寺院の付近はごった返しています。
こんなん大好きです~💕
町を散策してからホテルに戻ると、フロントマンが「あなたはラッキーマンです❗」と。
何のこっちゃ?
「エアコン付きの部屋がキャンセルになったので、部屋を移ってください。追加料金は要りません」
えっ~❗❗
その部屋は極楽に見えました。
ありがたい~😁
夕食はホテルの下にある大衆食堂で超辛のヴェジタブル・カレーを美味しくいただきました。
夕食後、寺院を参拝しました。
昼間は短パンで出かけ、入場を断られたので、ちゃんとズボン履き替えて(笑)
インド各地から巡礼者が訪れていました。
ヒンドゥー寺院は何度、行っても飽きません。
というわけで、今日はのんびりしていました。