40数年ぶりにハンブルクに来ました❗
中央駅はえらい人で、活気があふれています。
地下鉄(Sバーン)も混雑しています。
24日にドイツの総選挙が行われるので、街角には選挙絡みのポスターが目につきました。
メルケル首相のポスターも。
まずはハンブルク生まれの作曲家ブラームス(1833~97年)の博物館を訪れました。
残念なことに、生家は戦時中の空襲で破壊されています。
その跡地にはモニュメントがあり、周りは芸術家たちの創作エリアになっていました。
生家にほど近い博物館には、「ドイツレクイエム」の楽譜原本や「交響曲第一番」の楽譜表紙などが展示されており、それらを目の当たりにでき、思いの外、感動しました。
クラシック音痴のぼくがいつの頃か、ブラームスの「交響曲第一番」を聴き、鳥肌が立ちました。
以降、ブラームスを愛聴するようになり、ドイツ音楽の深遠さを実感するようになったのです。
ブラームスが黄泉の客になったのはオーストリアのウィーン。
学生時代、イギリス映画の傑作『第三の男』のラストシーンが撮影されたウィーンの中央墓地に足を運んだ時、ブラームスの墓があったのをはっきり覚えています。
ブラームスを「文化の顔」にしているハンブルクに品格の高さを感じました。