ドイツの潜水艦Uボートとご対面~❗❗
キールの北約25キロの保養地ラボエ ・ハーフェン(Laboe Hafen)へ市バスで向かいました。
タクシーなんか使うたらソン。
市民の足、市バスを利用しない手はない。
ラボエ・ハーフェンのビーチは、「今はもう秋、誰もいない海~♪♪」といった感じ。
海水浴客が見当たらず、パラセーリングを楽しむ若者たちの姿だけ。
哀愁が漂っていましたね。
寒々しい光景ながら、実に絵になっていました。
ビーチをどんどん北へと歩を進め、1.2キロのところにUボートとがデンと居座ってはりました。
レプリカではなく、本物。
世界で現存する唯一のUボートらしいです。
説明板によると……。
U995。
1943年、ハンブルクで建造され、ドイツ占領下のノルウェーをソ連から防御するため、主にバルト海で展開していたようです。
敗戦時、イギリス海軍に拿捕され、ノルウェー海軍に引き渡されてから、当時の西ドイツに返還されました。
全長67・2メートル、総重量113・5トン、最高速度17・7ノット、最高深度120m(実際は240mまでも)、乗務員44~52人。
船内に入ると、あのドイツ映画『Uボート』(1981年)の世界が甦ってきました。
この潜水艦は間違いなく戦争を〈記録〉しています。
背後にドイツ海事記念館の記念塔(高さ8メートル)がそびえており、地下が海軍兵士の慰霊場になっていました。
こういう施設をもう二度と作ったらあきません!!