日本ペンクラブの京都例会に来ました。
会場は上京区の平安女学院。
実は今日、甲子園の最終戦とバッチングしていました~(>_<)
毎年、必ず1人でアルプス席に座って観戦し、「あ~っ、今季も終わったな~」と感慨に耽っているんです~(笑)。
しかし、この例会で94歳の瀬戸内寂聴さんがゲストとして特別講演することを知り、ぜひ寂聴さんのお話を聴きたくて、「恒例行事」をパスし、古都へ馳せ参じた次第です~(^-^)v
『書くために生きた』
こんな演題で、寂聴さんが作家としての足跡を朗々と喋ってはりました。
「書かないと、生きている意味はない」
「酷い目に遭ったことが、今の自分を支えているんです」
「腹の立つことをもっと小説で書きたい」
ほんま、根っからの物書きですね。
最後に、「作家はお金、残りませんよ。浅田次郎さん(ペンクラブ会長)以外は」
ユーモア精神も旺盛でした。
昨年、胆のうガンが見つかり、治療中とのことですが、「青春期のニキビと同じで、ガンは老齢期のデキモノ。この年齢になったら、そう簡単に死にません」
とにかく、めちゃめちゃお若いです。
懇親会では、必ずお会いしていた三島祐一先生の姿がなかったのが寂しかったです。
昨年はお元気にされていただけに、なおさらです。
古巣新聞社の文化部長や京都総局長らと会えたのはうれしかった。
そして、『ウイスキー アンド シネマ~琥珀色の名脇役』を編集してくれはりました淡交社の森田さんとも久しぶりに再会でき、楽しく酒杯を重ねました~(^_-)-☆
夜は2年前、関大を卒業した末永光さん(JP7期生)と一献傾けました。
彼女は今、人生の大きな転換期。
持ち前のガッツで自分の道を切り開いてほしい。
この写真、なかなか気に入っています~(^_-)-☆